休日は自然に囲まれたい……。「東京23区」で”緑が多い“街はどこ?

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新しいお部屋を探す際に、気になるポイントは人によって異なります。

家賃や会社・学校までのアクセス、駅前からの距離、あるいはスーパーなどの周辺環境。

例えば、休日は緑に囲まれながら近所の公園でのんびり過ごしたい……と緑の多い場所を選ぶ方もいるでしょう。

ただ、「都会」というと緑が少ないというイメージがあります。

確かに東京都などをはじめとした都市部は、地方と比べると緑は少ないでしょう。

でも、実は知らないだけで、緑の多い場所は意外とあるのです。

そこで今回は、自然が少ないイメージのある「東京23区」で緑の多い地域をご紹介したいと思います。

■「緑被率」が高かったのは練馬区、ついで世田谷区23区別の緑被率を調べると、上位は以下のようになりました。

(各区によって調査年度・調査方法・調査精度は異なるので参考数値としてご覧ください)。

練馬区25.4% (平成23年度調査)世田谷区 22.89% (平成23年度調査)杉並区 21.84% (平成19年度調査)港区 21.78% (平成23年度調査)※各区役所等の公的機関発表のデータ「みどりの実態調査」等による。

パーセンテージは区全体の面積のうち何%が緑地なのかを表しています。

『練馬区』は25.4%と緑被率が高く、なんと区全体の約4分の1以上が緑地ということになります。

『練馬区』って、こんなにも緑あふれる街だったんですね。

「光が丘公園」「石神井公園」「豊島園」などが緑被率アップに貢献していそうです。

つづいて22.89%の『世田谷区』には、「砧公園」や「駒沢オリンピック公園」、「等々力渓谷公園」、「二子玉緑地運動公園」など大きな公園があります。

こちらも、緑深い区と言えそうですね。

■自然あふれるスポットで楽しい休日を今回は「緑被率」に絞って紹介しましたが、たとえ全体的に緑が少なくても、近所に森林浴のできるような場所があるといいですね。

例えば『新宿区』には「新宿御苑(ぎょえん)」の芝生と春の桜があります。

桜の美しさは、圧巻の一言。

見ているだけで、心が洗われますよ。

『大田区』なら「洗足池公園」でボートに乗れるので、デートやファミリーにお勧め。

緑に囲まれた池でスワンボートを漕(こ)いでいると、都会の忙しさから切り離されたような時間を楽しむことができそうです。

そして『品川区』だって、「潮風公園」ならバーベキューができます。

「冬でもみんなでワイワイバーベキュー!」なんていう方はぜひ。

ロケーションもさることながら、食材道具などすべてレンタルできるので、手ぶらで手軽に自然を満喫できます。

都会にいながら、自然の呼吸を感じて休日を過ごす。

それって、すごくぜいたくな時間だと思いませんか。

特に地方から上京してきた方から、「東京は自然が少ない」との不満をよく耳にしますが、調べてみれば東京にも、今回紹介した場所以外にもたくさんの公園や緑地があります。

まだまだ寒い季節が続きますが、次の休日はぜひ公園にお出掛けして、情緒ある冬の景色をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。