10月23日の欧州CL=ブラガ戦で、左膝を負傷したマンチェスター・ユナイテッドの香川真司。試合直後こそ、「ちょっと捻っちゃった。そんなに重症ではないと思う」と気丈に振る舞ったが、19日の会見で、アレックス・ファーガソン監督は「回復は遅れている。まだ外でのトレーニングは再開出来ていない。復帰まであと4週間くらいかかる」と答えている。

そんな折、26日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では、前述した19日のマンU会見の模様を一週間遅れで、尚且つ、『ZEROは、(ファーガソン)監督を直撃した』と仰々しく伝えつつも、これを補足する格好で地元記者にコメントを求めた。

同番組のカメラに、英メディア・プレスアソシエーションのサイモン・ストーン記者は、「(香川は)負傷して、すぐピッチを出た方がよかった」と指摘したが、「しかし、新加入した香川が監督にアピールしたい気持ちはわかります」と、結果を残したい香川の心情を察した。すでに8試合を欠場することになった香川。レギュラー争いにも影響する痛い負傷となったが、復帰後の巻き返しに期待がかかる。