スマートフォンの抱える問題の一つにバッテリーがすぐになくなってしまう、ということがあります。原因としては数多くのアプリの他にアプリのプログラムコードのバグなども考えられていますが、いずれにしても画面が大きくなればなるほバッテリーの消費が大きくなります。そこで、中国のOnyx社が作ったのが電子ペーパーによって表示されるAndroidOSを搭載したスマートフォン。まだプロトタイプの段階ですが、一度の充電で約1週間使用できるようになるそうです。

E Ink Android Phone by Onyx International – ARMdevices.net

実際にプロトタイプを触っている様子は以下のムービーから見ることができます。

E Ink Android Phone by Onyx International - YouTube


通常のスマートフォンと並べてみるとこんな感じ。


日中の日差しの下で通常のスマートフォンの画面は非常に見づらいのですが、Onyx社の作ったものはハッキリと画面が表示されています。


どの角度から見ても見にくいタッチスクリーン。


一方、Onyx社のスマートフォンは角度を変えてもはっきりと画面を見ることが可能。


裏面はこんな感じ。


横から。


SIMカードは横から挿入します。


スクリーンをタッチすると……


電子ペーパーのため、画面が変わる際には白黒が反転します


一瞬だけ白くなって……


こんな感じでインターネット画面に切り替わりました。Wi-Fiと3Gの両方に対応しています。


現時点では横向きに持ち変えても、画面はポートレートモードのまま。


非常に軽量で、取材を行ったARMdevices.netによると重さは70gほど。


タッチスクリーンの反応はまだ十分とは言えませんが、これから改良される予定とのことです。




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