セリエA第5節が26日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはアウェーでキエーヴォと対戦。インテルが2-0で勝利を収めた。試合後、インテルを率いるアンドレア・ストラマッチョーニ監督が以下のように語っている。クラブの公式HPが伝えた。

「前節は敗北していたので今日は勝つことが大切だった。90分を通してインテルが勝利に値する内容だったと思う」と試合を振り返ったストラマッチョーニ監督。シーズン3勝目を挙げて4位に浮上したが、「まだやるべきことはたくさんあるよ。今日の試合も立ち上がりは苦しんだ。重要な勝利の後には、次の試合に向けた準備をしっかりしなくちゃいけないんだ」と、次節以降の戦いに向けて気を引き締めている。

 フォーメーションを3−6−1に変更していることについては、「これが我々のベースのシステムになる可能性もあると思っている。現在の選手たちを効果的に生かすにはベストの形だろう。攻守のバランスを保ちながら、前線の威力を増すことができる。今日見せてくれたサイドのプレーヤーたちの姿勢が、我々が持つべきメンタリティの指針だよ。彼らに求めていたのは、少し勇気を出して敵のエリア内に飛び込むことなんだ」と語った。

 敵地での完勝に上機嫌の指揮官は最後に、「アルバロ・ペレイラの先制点はオフサイドだったのでは?」との質問に、「もしかしたら“ちょんまげ”の分だけオフサイドだったかもしれないね」とジョークで返している。