「絶対に失敗しないアイスコーヒーの淹れ方」をスターバックスに聞いてみた

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沖縄や奄美地方が梅雨明けし、そろそろアイスコーヒーの本格シーズン突入。

仕事の合間に店で飲むのもいいけれど、休日は自分でいれてみてはいかがだろう。

たった1つのポイントを厳守するだけで、驚くほどおいしいアイスコーヒーがいれられる。

今回は、その方法をスターバックス コーヒー ジャパンのコーヒースペシャリスト・江嵜讓二さんに教えていただいた。

「失敗せずにおいしくいれるポイントは”急冷”にあります」と江嵜さん。

サーバーにたっぷりと氷を入れておき、そこにドリッパーをセットして抽出。

抽出液がすぐに氷で冷やされるようにしておくのが最大のポイントだという。

ドリップした熱いコーヒーをそのままの状態で置いておいたり、冷蔵庫でゆっくりと冷すと、不快な酸味が出てしまうのだそう。

しかし、急冷するとすっきりとした味わいに仕上がり、夏にぴったりのアイスコーヒーとなる。

皆さん、これなら「やってみよう」と思えるのではないだろうか。

キリッと冷えたおいしいアイスコーヒーで、これから到来する暑い夏を乗り切ってほしい。

材料(1人分)コーヒー粉20g / 水 180ml / 氷 適量つくり方1. ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れる。

次に、湯を少量注ぎ、蒸らしの作業を行う。

コーヒー粉全体に湯が行き渡ることが大切だ。

2. 20秒〜30秒の蒸らし時間の後、ドリッパーの中心部に湯を注ぎ、抽出していく。

なお、湯の温度は90℃〜96℃が適温。

3. 抽出を終えたらドリッパーを外し、サーバーを揺すって抽出したコーヒーを混ぜ、濃度が均一になるようにする。

グラスに注いで完成。

抽出に使用する湯は、味わいのことを考えるとミネラルウォーター(軟水)を沸かすのがベター。

そして、盲点となるのが氷。

かなりの量が溶け出すので、もちろん味にも影響する。

「できれば、氷もミネラルウォーターからつくったものを使ってください」とのことだった。

ちなみに、スターバックスではアイスコーヒー専用のブレンドを販売している(1,400円 / 250g)。

ラテンアメリカ産と東アフリカ産の豆を使い、アイスコーヒーにしたときに香り高い風味が引き出されるようブレンドされている。

この豆を使ってアイスコーヒーをいれるのがオススメだ。