米下院議員でアジア・太平洋小委員長を務めるドナルド・マンジュロ氏は6日、米韓同盟の未来の発展方案をテーマにした公聴会で、「東海と日本海を併記すべきだ」と述べた。韓国の複数のメディアがこれを報じた。

 韓国メディアは、「米下院議員、東海・日本海併記する必要あり」などと題し、東海表記問題が日韓間の問題になっている中、マンジュロ議員の発言は、明らかに韓国に力を与えたと伝えた。

 マンジュロ議員は「韓国と韓国系アメリカ人の子孫にとって、最も重要な問題である東海に関する見解を明らかにしたい。韓国と日本の議論で、米国はどちらの肩も持たないことが重要だ」と説明。

 また「日韓両国は、米国の懇意な友人であり、同盟であるため、東海(East Sea)と日本海(Sea of Japan)を並べて使用し、両国を尊重しなければならない」と主張した。

 現在、米国の公式な立場では、連邦政府の指名委員会(BGN)の表記方針に基づいて、「日本海」と単独表記している。

 最近、韓国を訪問したマンジュロ議員は「朝鮮戦争以来、60年間で驚くべき進歩を遂げた韓国の姿を自分の目で見てきた。韓国の実力のある人材が米国に来て仕事をして相互の発展に寄与できるよう、韓国の就労ビザ(H1B)発給を拡大する必要があると考えている」と話した。(編集担当:李信恵・山口幸治)