44歳カズ、最終節を前に今季を総括「力不足だったが全力でやれた」

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 横浜FCに所属する元日本代表FWの三浦知良が、3日に行われるJ2最終節を前に、今季を振り返った。

 前節の京都戦で負傷したカズは、「前半は動きが悪くなかったけど、最後の方にけがをしてしまった。後半もあのまま行ければ良かったんだけどね。チームも最後に逆転を許して負けてしまった。あれが今年の弱さだろうね」と話し、前節の敗戦を反省。

 とはいえ、状態は回復してきたようで、「MRIを取ったら筋肉には問題なかった。火曜日、水曜日と別メニューでやって、木曜日は、最初は抑え気味にやっていたけど、段々良くなっていって最後はだいぶ動けた。今日も問題なかったし、もう大丈夫。うまく回復してくれて良かった」と明かしている。

 また、今季について総括。明日、出場すれば今季30試合目となるため、ピッチに立てるように準備をしていくと語った。

「今季も全力でやれた。チームや個人の成績に関しては力不足だったと思う。ただ、たくさん試合に出られたし、最終戦でベンチに入れたら、2シーズンを通して56試合連続になる。そこにはこだわってきたので良かった」

「(今季無得点で)よくゴールについて聞かれるけど、それはもう力不足なのでしょうがない。だけど、シーズンを通して良いコンディションでできたし、そこにもこだわってきたので良かった。明日も試合に出られたら、今季30試合目で、昨季の3倍出られたことになる。これからまた体をゆっくり休めて、明日の試合に全力を出せるようにしたい」

[写真]=兼子愼一郎

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