日本最果ての地で誕生した映画が『しんぼる』『となりのトトロ』に続くプレミア上映決定

　7月より放送中の話題ドラマ『荒川アンダー ザ ブリッジ』の主題歌として、本日9月7日にニューシングル『さよならフロンティア』を発売した注目のバンド、Galileo Galilei（ガリレオ・ガリレイ）。今年2月に発売した彼らのファーストフルアルバム『パレード』の収録曲『管制塔(acoustic)』から誕生した映画『管制塔』が、7月にニューヨークで開催された映画祭「JAPAN CUTS」上映に引き続き、9月にロンドンで開催される映画祭「Raindance Film Festival 2011」にてプレミア上映されることが決定した。

　レインダンス映画祭は、1993年にスタートしたイギリスでもっとも代表的なインディペンデント映画祭。世界中から集められた映画は多くの観客だけでなく、ジャーナリスト、製作者、俳優、監督をも魅了する個性的な作品ばかりだ。これまでにもゲストや審査員にイギー・ポップ、アントン・コービン、クエンティン・タランティーノ監督、ルー・リード、トム・ウェイツなど多くのアーティストを迎えて開催し、世界各国の作品を上映、各賞を授与する。2010年の日本作品部門では、松本人志 監督『しんぼる』、宮崎駿 監督『となりのトトロ』などが上映され話題となった。

　映画『管制塔』は、劇場公開前に全国5大都市で行われた完全招待制の先行試写会に、約1万通を超える応募が殺到。劇場公開後にWEB上で36時間限定で配信を行った際のアクセス数が約2万件を超えるなど、大きな話題となった作品だ。稚内ロングラン上映、新宿・梅田限定公開によってGalileo Galileiファンのみならず、映画ファンにも多く注目された。

　監督は、2010年の大ヒット映画『ソラニン』で鮮烈なデビューを飾った三木孝浩。主演は、ドラマ「クローンベイビー」など活躍の場を広げている山崎賢人と、映画『告白』での演技が大きな話題を呼んだ橋本愛。Galileo Galileiの楽曲に、三木監督自身が感銘をうけて実現したオリジナルストーリーで、Galileo Galileiの地元である稚内で全シーンを撮影。三木監督ならではの透明感溢れる映像と、主演2人の瑞々しい演技により、Galileo Galileiの音楽世界を見事に表現した作品となっている。

　現在、映画『管制塔』オフィシャルサイトでは、作品紹介に加え、映画の内容にリンクしたSNS機能をプラスしたAndroidスマートフォン向けオフィシャルアプリの無料配信や、Galileo Galileiのサイン入りポスターのプレゼント企画を実施中。今月21日には、『管制塔』のDVDの発売とレンタルが開始される。

・管制塔 - 作品情報