なでしこ佐々木監督「国民栄誉賞に恥じないチームで五輪へ」

写真拡大

 日本サッカー協会は2日、総理大臣官邸で行われた枝野幸男官房長官の定例会見で、なでしこジャパンに国民栄誉賞を授与することが決定したと発表した。

 なでしこジャパンは、6月26日からドイツで開幕した女子ワールドカップで見事に初優勝を果たしていた。これまで国民栄誉賞は18名が受賞しているが、団体では初の受賞となる。

チーム率いた佐々木則夫監督は、日本サッカー協会のHP上で受賞の喜びをコメントしている。

「日本女子代表が30年という歴史のなかで積み上げてきたことが、今回のFIFA女子ワールドカップ優勝につながったと確信しています。ドイツで戦った21名の選手は、素晴らしい結果を出してくれました」

「あらためて優勝の重みを感じるとともに、選手・スタッフ、チームを支える多くの方々、日本やドイツで応援してくださったすべての方に感謝します。この栄誉ある賞に恥じることなく、来年のオリンピックに向け、なでしこジャパンから勇気を与えられるようなチームづくりをしてまいります」

【関連記事】
澤穂希、国民栄誉賞受賞に驚きも「大変光栄に思っている。五輪でも良い結果を」
なでしこが団体初の国民栄誉賞を受賞「希望と活力を与えられ大変うれしい」
澤、米メディアが選出する世界最高のスポーツ選手に…世界がなでしこに熱視線
アディダス、なでしこ澤のスパイクとユニフォームを殿堂入りに認定
澤「人間は欲が出るもの。次の目標は五輪で金メダル」/なでしこ帰国会見