左から井口昇監督・荒井萌・仲村みう・多田愛佳(AKB48)
 5月10日、映画「富江 アンリミテッド」の完成披露試写会が新宿バルト9で行われ荒井萌・仲村みう・多田愛佳(AKB48)、そして井口昇監督が登壇した。本作は伊藤潤二さんの人気コミック「富江」を映画化。過去には7作映画化されており、8作目の本作は鬼才・井口昇監督がメガホンを取った。 
 
 主人公・月子を演じた荒井萌さんは「ホラーがすごく苦手で、お話しをいただいた時はすごく緊張しました。叫ぶシーンがたくさんあり毎回同じような叫び方にならないように何個かパターンを作って撮影に挑みました。」と撮影のエピソードを語っていた。 
 
 月子の姉・富江を演じた仲村みうさんは「最初はすごくプレッシャーが大きかったんですけど、監督に初めてお会いした時に富江のホクロが私にも生まれつきあり監督から『すごい良い所にあるね』と言われ、頑張るしかないと思った次第でございます。」とコメント。 
 
 そして、月子の友人・佳恵を演じた多田愛佳さんは「ホラー見るとお風呂に入れなくなるので、あまりホラーは見ない方なんですけど、井口監督の作品は怖いだけじゃなくて、すごく面白い作品にもなってます。この映画で女優デビューできたので何度も何度も見て欲しい。お弁当(富江弁当)のシーンは一番頑張りました。」と恐怖を通り越した面白さの魅力を語っていた。 
 
 そして、この映画の編集中 井口監督は「富江が刺し殺されるシーンで男の人の声で31・32・33とカウントしている声が入ってるんですよ。」と恐怖エピソードを語った瞬間 突然劇場内の照明がダウン。明かりが復旧した途端、登壇者の前にセーラー服姿のナマ富江が出現。荒井萌さんは恐怖のあまり涙目になりながら身体を震わせていた。 
 
映画「富江 アンリミテッド」は、5月14日より新宿バルト9・横浜ブルク13ほかにて公開。


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映画『富江 アンリミテッド』公式サイト