中国のブログ「康康BLOG」では、世代が異なると日本への気持ちもまったく異なると紹介している。

 筆者は、1960−70年代生まれの中国人にとって、自分の祖父母が日本人に侵略されたという経験は一種の教訓であり、中国の歴史教育でも日本の悪行を見て見ぬふりをしてはならないと教えられたと紹介、「旅行好きの友人も日本だけは行きたくないと言うし、自分の夫のように日本に対する憎しみが強い人も少なくない」と述べる。

 東日本大震災については、「ある程度は同情したが、四川大地震のときのような強い感情はない。原発事故による放射能漏れなどで日本が世界に被害をもたらしたことでもっと同情の気持ちはなくなった」と綴った。

 日本に対して親近感を持っていない様子の筆者だが、日本の漫画が大好きだという筆者の10歳になる娘は、日本に大いに興味を持っているという。

 筆者は、「私も夫も日本の漫画は幻想や暴力が描かれているため、娘には読んではいけないと注意している」と述べつつも、娘からは「主人公たちは世界のために戦い、友達のためにすべてを犠牲にするから、見る価値がある」と反論されるという。また、筆者は娘に対し、「日本が過去に中国を侵略し、南京で虐殺を行った」と教えると、「大人には大人の憎しみがあるだろうが、子どもには子どもの好みがある」と反論するという。

 筆者によると、娘にとってもっとも行きたい国は日本だそうで、「日本に対する感情が親子2世代でこんなに違うなんて!」とつづった。(編集担当:畠山栄)



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