スーフリ騒動バネに…早稲田大学のミスコンは他校と一味違う？

ライバル・慶應がミスコン中止を決める中、こちらは着々とファンを増やしている。今週末に開催される早稲田大学の学園祭「早稲田祭2010」において、今年も「Waseda Collection2010」が開催される。

「Waseda Collection2010」は、早稲田大学の現役女子学生がデザインし、モデルを務めるファッションショーで、「ワセ女（＝早稲田大学の女子学生）ってダサイ、可愛くない」というこれまでのイメージを一新するのがねらい。理工学部3年の女子大生が代表を務めるサークル「わせプロ」の主催により開催される。

早稲田大学は、かつては慶應大や上智大と並んでミスコンの名門であり、女優・村井美樹さんなど知的美人を数多く輩出してきたが、スーパーフリーの事件に絡む不祥事を受けてミスコンの開催を一時自粛。しかし2007年より同団体の主催により「Waseda Collection」として復活。

単なる「ナンバーワン美女を決める」といったコンテストにとどまらず、「早稲田大学女子学生のためのファッションショー」として、モデルだけでなくデザイナーも早稲田大学の女子学生が務め、早稲田大学女子学生のイメージ一新を図るファッションショーを目指している。

今年も、「早稲田祭2010」の一環として今月7日に開催される。モデルとデザイナーがペアを組み、日本最大級のファッションショッピングサイト「magaseek」から提供された衣装をコーディネイトして、ステージで「着こなし」を紹介。観覧者の投票によりベストペアを選出する。

当日のステージには、エントリーした10名のモデルのうちウェブ投票で選抜された上位5名が登場。モデルの美しさはもちろん、着こなしのセンスの高さにも注目だ。

「Waseda Collection2010」は11月7日(日)午後3時20分から大隈講堂前特設ステージにて開催される。
（TechinsightJapan編集部　鈴木亮介）