アーセナルのベンゲル監督が再びバルサのカンテラに注目している。スポルト紙によると、イギリスの“The People”がバルサのカデテBに所属し、スペインU-16代表にも招集されている15歳のセルジ・サンペル獲得をアーセナルが目論んでいると伝えたという。

 セルジ・サンペルは、セスク、チャビとプレースタイルが似ており中盤でゲームをコントロールできるタイプ。この年代の世界チャンピオンを決めるナイキ・プレミアカップではバルサ優勝に貢献。マンチェスター・ユナイテッドを決勝戦で破ったためにスペインだけでなく、イングランドでも注目が集まった。

 “セスク2003オペレーション”とスポルト紙は名付けたが、まだプロ契約を交わしていないセルジ・サンペルがアーセナルに引き抜かれセスク2世となる可能性は十分にある。また一人バルサのカンテラからイングランドへと活躍の場を移す選手が出るのは時間の問題だ。

(スペイン通信)