島根県のウェブサイトが20日、中国のハッカーからクラッキングされ、書き換えられる被害が発生した。環球時報が伝えた。

 クラッキングを受けた島根県のウェブサイトは赤い文字で、「打倒日本鬼子(日本鬼子を打倒せよ)」と書き換えられた。島根県によれば、20日午前9時ごろ、県民からの通報でクラッキングされたことを知ったという。島根県は即座に警察に通報した上で、ウェブサイトを一時閉鎖した。

 島根県警によれば、ウェブサイトの目立つ場所が「打倒日本鬼子」との文字に書き換えられていた。IPアドレスから調査したところ、クラッキングは中国から行われたことが判明したという。(編集担当:畠山栄)



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