フランスのレキップ紙が15日付で、ブンデスリーガ第8節のケルン戦を控えるボルシア・ドルトムントにスポットをあてた。

 ドルトムントはこれまで7戦で6勝1敗と絶好のスタートを切っているが、レキップ紙は7試合すべてに先発した8人のうち6人が22歳以下であることに注目し、若手を好んで登用するアーセン・ヴェンゲル(アーセナル監督)も羨ましがるに違いない、と指摘している。

 中でも同紙が真っ先に名前を挙げたのが21歳の香川真司。「4ゴール1アシストと大爆発した」と紹介するとともに、ドリブルで疾走する香川の写真を掲げて「野心と才能に満ちあふれた若いチームの完璧なシンボル、日本の香川真司」とキャプションを付けた。

 同紙はこれまでも、第4節シャルケ戦(9月19日)で2ゴールをあげた香川を「スーパースター登場」と絶賛していた。そのときは香川がFCみやぎバルセロナのユース出身であることにまで触れ、「日本人最初のバルセロナ入りも?」と大きな期待を込めている。