インテルは29日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節で、ブレーメンに4−0と圧勝した。FWサミュエル・エトーのハットトリックなどで、インテルの指揮官として初めてヨーロッパの舞台で白星を手にしたラファエル・ベニテス監督だが、本人は謙虚に周囲の喧騒をなだめている。

「インテンシティという点では、バーリ戦の方が良かったよ。エトーがよりゴールの近くでプレーしている? 彼は左サイドにいたときだって、ゴールの近くにいたよ。大切なのはメンタリティーと姿勢なのさ」

一方、ベニテス監督はこの日の試合で出た負傷者についても言及している。

「休みもなく、1週間に2試合を戦うのは簡単じゃない。ルシオとジュリオ・セーザルは、それぞれ筋肉のケガを負った。特に深刻なものではないと思う。だが、様子を見てみなければならない。J・セーザルを交代させたのは念のためだよ。明日の検査ですべてが分かるだろう」

最後に、ベニテス監督はリーグ次節のユヴェントス戦について、「ユーヴェにはクオリティーのある選手たちがおり、良い試合をするだろうね」とコメント。なお、ユヴェントス戦については、この日の試合を欠場したFWディエゴ・ミリートも、「調子は良くなっている。でも、リスクを冒したくなかった。土曜の試合で痛めてから時間があまり経っていなかったからね。ユヴェントス戦には間に合う自信があるし、明日から練習を再開できるように願っている」と語った。