サーチファーム・ジャパン(東京都千代田区、古賀辰男代表取締役会長兼CEO)のヘッドハンティング市場調査によると、2009年の日本のヘッドハンティングの市場規模は180億3000万円であることが分かった。

 同社が、リテイナー方式(着手金方式)でヘッドハンティングを行う会社の売上高を推計したところ、05年188億1100万円(58社)、07年216億5500万円(66社)と市場は拡大していたが、09年は180億3000万円(65社)となり、縮小に転じた。
 
 ヘッドハンターの人数は693人(日本人572人、外国人121人)で、2007年に比べて約30%も減少し、景気悪化によって業界全体が厳しい状況に陥ったことがうかがえる。

 ヘッドハンティング会社の設立時期は、1980年代までが10社、90年代19社、2000年代が32社となっている。

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