組織・人事コンサルティングのクレイア・コンサルティング(東京都港区、草間徹代表)は、リーマンショック以降の不況を脱し、組織力の早期回復のためM&Aや子会社再編等でグループ管理の強化を検討している組織、投資先の適切な選定・評価を行いたい金融機関などを対象に、「人件費シミュレーション」サービスを強化する。

 同サービスでは、「人件費総額」と「昇給率」のみをベースとした試算だけではなく、バブル世代の管理職への大量昇格といった人員構成の変化や、非正規社員の契約解除による正社員の残業増加・法定福利費の増加といった各種施策に伴う影響を考慮した上で、対象組織の今後の人件費の推移をきめ細かく予測したシミュレーションファイルを作成、提供する。

 さらに、現制度下での人件費のコントロールの限界と今後の可能性とを明らかにし、現行の人事・給与制度変更の必要性や、必要となる改革の方向性について分析レポートとして提言、提案していく。

リーディングカンパニーで進む「業務構造改革」の現場
上場企業66社が希望・早期退職を募集、100人以上の募集が31社
日本の労働生産性はOECD30カ国中で20位、先進7カ国では15年連続で最下位

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