厚生労働省の速報によると、9月1日現在の熱中症による労働災害死亡者数が33人に達していることが分かった。

 熱中症に限らず、今年は労働災害による死亡者が大幅に増加しており、8月7日現在の死亡災害は574人で、前年同期に比べて66人、13.0%増加している。

 業種別にみると、建設業が最も多く187人(前年同期比11人増)、次いで、製造業96人(同5人増)、陸上貨物運送事業80人(同26人増)となっている。


「心の病」の増加傾向に歯止め、メンタルヘルス施策に効果あり
「心の病」による労災請求件数が急増、リストラで働き盛り世代の負担大
2009年の労働災害による死亡者数は過去最少の1075人

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