米国労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、8月の米国失業率(軍人除く)は9.6%で、前月から0.1ポイント悪化した。失業率の悪化は4カ月ぶり。

 一方、景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は、前月比5万4000人減となった。3カ月連続の減少。

 民間部門は雇用を6万7000人増やしたが、政府が国勢調査のために一時的に雇用していた11万4000人を減らしたことが影響した。

 産業別に見ると、製造業は前月比2万7000人減となった一方、建設業(同1万9000人増)、サービス業(同6万7000人増)は増加した。教育・医療(4万5000人増)は雇用の増加が続いている。

7月の完全失業率5.2% 6カ月ぶりに低下、有効求人倍率は0.53倍に上昇
グローバル化の課題は「日本人経営幹部の育成」「現地経営幹部の登用・育成」
海外で働きたくない新入社員 2人に1人

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