来シーズンに向けた補強の話題が絶えないR・マドリー。フロレンティーノ・ペレス氏が会長に就任すれば大きな改革が起こる可能性が高いが、監督候補の一人として新たに名前が挙がったのが現ビジャレアル監督のペッジェグリーニだ。

 フアンデ・ラモス監督の任期は今シーズン終了までの可能性が高いが、後任としてこれまでリバプールのベニテス監督、ACミランのアンチェロッティ監督、アーセナルのベンゲル監督の名前が挙がっていた。特にベニテス監督はクラブオーナーとの関係悪化でスペインリーグ復帰が有力とされていたが、2014年までの契約延長に至った模様だ。

 Sport紙によると、攻撃的フットボールでビジャレアルをヨーロッパレベルのチームに引き上げたペッジェグリーニ監督がR・マドリーの新監督の有力候補であると伝えた。ビジャレアルでの功績はスペインだけではなくヨーロッパレベルで高い評価を受けているペジェグリーニ監督。R・マドリーのようなビッククラブを率いるための経験、フットボール哲学、知識は申し分がない。ペッジェグリーニが率いるR・マドリーも面白い気もするが、誰がR・マドリーを来シーズン率いるかは楽しみだ。

(スペイン通信)