CL対リバプール戦を前に「リバプールには3−0で勝つ」と宣言していたボルダ会長。結果は0−1で敗戦を喫し、ベスト8進出が難しくなっているが、今度はバルサとの勝ち点差が4ポイントに縮まったことについてボルダ会長は、「1ポイント差だ」と語った。

 すでにベルナベウで行われるクラシコは勝ったものとした発言だが連続して出る“超ポジティブ”宣言。全く根拠がない発言だけに呆気にとられるばかりだ。さらに、「クラシコは1−0で十分」とまで言う。リーガについては、「3試合で8ポイントを縮めたんだから、まあ落ち着いて良いだろう」と余裕をみせている。

 このボルダ会長の発言についてバルサのグアルディオラ監督は、「何を言おうと別に私は動揺しない。彼がなんて言ったかどうかについての質問なんてしないでくれ。時間の無駄だし、私の仕事ではない」と記者の質問に答えている。

 また、クラシコの勝利宣言については、「もうリバプール戦の予想を当てているしね」とアイロニーを含んだボルダ会長へのメッセージを残した。ビックマウスで周囲を驚かせ続けるR・マドリー、ボルダ会長。確かにチームは10連勝で好調とはいえ、あまり喋らない方が良いと思うのだが・・・

(スペイン通信)