親父ギャク連発の真田広之

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全世界の観客を大混乱「ラッシュアワー」を巻き込んで、バディムービーの金字塔を打ち立てた最強刑事コンビが帰ってくる。前作から6年、待ちに待った痛快アクション・ムービーのシリーズ最新作「ラッシュアワー3」が、8月25日から全国ロードショーとなる。
今回は、ジャッキー演じるリー捜査官とタッカー演じるリカーター刑事がパリを舞台に大暴れ。そして、リー捜査官の最大の敵役として真田広之が参加する。

そのジャパンプレミアが8月5日、六本木ヒルズアリーナで行われジャッキー・チェンと真田広之が登場。会場を埋め尽くす観客にハイタッチで応え、まさにラッシュアワーを思われる歓声の中、ステージに上がり挨拶を行った。

リー捜査官を演じるジャッキー・チェンは開口一番、「素晴らしい、本当にありがとうございました」と日本語で挨拶。そして、「ここ一、二年日本に来ることはなかったが、日本の皆さんが、ずっと応援してくれていることを嬉しく思う。」と、会場に詰め掛けた観客に微笑む。

一方、敵役を演じる真田広之は、「暑い中、ありがとう。今すぐ生ジョッキで行きたい気分だが、今日は生ジャッキーだ。僕はそこにくっついてきた枝豆のように今日は精一杯、努めたいと思う。」と、親父ギャグを飛ばすハイテンション。「20年以上、同じ時代を生きてきて、知り合いながら初めて共演することが出来て本当に嬉しく思う。そして改めて尊敬の念を深めた。撮影時だけではなく、オフの日もケアしてもらい、新しい兄が出来た気分だ」とジャッキーを賞賛する。

ジャッキーも、「知り合って20年、ずっと彼と共演をしたかった。僕は技術指導をしているので痛い思いをするのは分かっていたが、彼にはスタントマンを用意していた。しかし、彼はスタントマンを使わなかった」と真田を称えた。

映画の見所について真田は、「エンターテインメントを理屈抜きに楽しんで欲しい。兄弟のように育ったジャッキー演じるリー捜査官を思いやりながら戦わざると得ないという、ドラマチックな最後のアクションシーンを堪能して欲しい。」

ジャッキーは、「僕自身はエンドレスで映画を撮っている。毎日、その映画を撮りあげようという気持ちで一杯だ。その映画が面白いかどうかは、皆さんが決めて欲しい。」と締めくくった。

二人の「ラッシュアワー」の掛け声に、観客が「スリー」という大声援で舞台挨拶は終了。その後、再び舞台を駆け下りた二人は観客にハイタッチで感謝の意を表し、大盛況の中ジャパンプレミアは終了した。

984フィートもあるエッフェル塔上で、ジャッキー・チェンと真田広之が繰り広げられるの死闘を映画館で見て欲しい。

監督:ブレット・ラトナー
主演:ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、真田広之
配給:東宝東和
公式サイト:http://www.rh3.jp/
8月25日(土)全国ロードショー

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