「娘の進学資金に手を付けて…」酔った勢いで落札した絵が5倍超えの衝撃鑑定に!:開運!なんでも鑑定団
ネットオークションで落札した絵に、驚きの鑑定額がついた。
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依頼品は、「不染 鉄の絵」。
依頼人は、2026年4月放送の「出張鑑定 in 阿波」にも出演した男性。フリマアプリで13万5000円で購入した不染鉄の別作品を鑑定に出し、35万円の評価額を獲得した。
今回の依頼品を手に入れたのは、その日の夜だった。
出張鑑定の成功を祝うため、行きつけのスナックを貸し切って祝勝会を開いた依頼人。その最中、ネットオークションで今回の依頼品が出品されているのを発見した。
「出張鑑定で高額がついて、いい流れが来てるぞ」と勢いづいた依頼人は、娘の進学資金として貯めていた90万円を使い、その場で落札してしまったという。
不染鉄(1891〜1976)は、東京・小石川の光圓寺に生まれた画家。晩年の代表作「落葉浄土」は、生家である光圓寺を追憶して描いた傑作として高く評価されている。

今回の依頼品について調べたところ、不染が生まれた光圓寺に、よく似た作品「大公孫樹の図」が収蔵されていることが判明した。
スタジオには一気に「偽物なのでは?」という空気が漂ったが、依頼人は「自信を持って」本人評価額を200万円とした。

鑑定結果は…なんと500万円!
予想を大きく上回る金額に、スタジオは歓声に包まれた。
鑑定を担当した「思文閣銀座」店長・金子朋裕氏によると、依頼品は「不染鉄の真筆で間違いありません」。
「大公孫樹の図」には複数のバリエーションが存在し、依頼品は1970年代半ばに描かれた作品だと考えられるという。

モデルとなったのは、現在も光圓寺に残る大イチョウ。残念ながら第2次世界大戦の戦火によって姿を変えてしまったものの、かつては樹齢1000年以上と伝わる大木だった。

イチョウの根元の点描には細かな金箔が散りばめられており、淡い光を放っている。
「この世のものとは思えないほど美しいものを描きたいと願った、不染鉄の到達点の一つ。お酒を飲みながらこれほどの作品を手に入れたのは見事」(金子朋裕氏)
この結果を受け、スタジオに応援に駆けつけた依頼人の妻は、「大事なことは、夫が酔っ払った時に相談しようと思います」とコメント。スタジオは笑いに包まれた。
