高橋 瞳

写真拡大 (全10枚)

 2005年4月、16歳の誕生日を迎えた5日後に発売されたデビューシングル「僕たちの行方」はオリコン初登場1位を獲得し。平成生まれのアーティストとして記録に残るデビューを飾った高橋 瞳。昨年3月に16歳の集大成となるファーストアルバム「sympathy」を発表した後は、仙台での高校生活と並行して、東京・渋谷BOXXでのマンスリーライブを経験。元JUDY AND MARYのTAKUYAプロデュースの元、わずか身長147cmの体から発せられるロックな歌声に磨きを掛けている。

――今作の「キャンディ・ライン」で、TAKUYAさんプロデュースによるシングルも3作目となりますね。

高橋 瞳(以降、高橋):今回、TAKUYAさんが書いていて下さった曲を聴いて、私もすごくポップなイメージが浮かんで。ライブではこういう雰囲気の自分を見せられていると思うんですけど、シングルではあまり見せられていないなぁ、と思ったので、等身大な自分が出せたらいいなと思いました。

――ベースの音圧が体に響いてきてライブをイメージさせる曲ですね。イントロのギターを聴くと、JUDY AND MARY世代の人は懐かしさを感じるのですが、瞳さんはJUDY AND MARYはリアルタイムではないですよね?

高橋:まだ小学生だったと思いますね。JUDY AND MARYは、中学生から聴き出したので。

――「キャンディ・ライン」というタイトルは、どのように決めたんですか?

高橋:歌詞を書いていて、曲がポップなイメージが強かったので、それはすごく出したいと思って。自分は自分のことしか愛せないけど、それは帰る場所があったり、家族や仲間がいるからだな、と思ったんですよね。「自分の歩いていく道」ということで「キャンディ・ライン」とつけました。

――等身大な自分と言えば、瞳さんの感じる自分らしさとは何だと思いますか?

高橋:まだ見つかっていないので、具体的に言うことは出来ないですけど、高橋瞳という人は、その瞬間瞬間を大事にしていこうと思ってるヤツだな、と思っているので。今言えることはきっと、それぐらいかな。逆に、どういう人に見えます?

――見た目は、その名の通り瞳が大きくて髪の毛が割と短めで、パンツルックが多い印象なので、ボーイッシュな女の子というイメージですね。ライブを観ると、ハートの熱い、芯の強い人なのだなと。実際に話してみると、年頃の女の子らしく可愛らしい部分もちゃんと持っていて(笑)。今回のジャケットやアーティスト写真は、その可愛らしい部分が出てきたなと感じました。

高橋:普段は一応、こんな一面もあるんですよ(笑)。今まで、一言で言うと「強い」面というか、強く出している所しかなかったのかなと。柔らかかったり、パッと明るくなったり、「POP」という言葉が離れた場所にあったかな?と思うので。「POP」って本当は、高校生や、17歳の自分にすごく近いと思うんですよね。

――「POP」というのは、歌い方や声の表情にも表れていると思いますが、レコーディングの歌入れはあまり力まずにできましたか?

高橋:そうでうすね。ライブのイメージがあったので、楽しく歌えたらいいかなと。

――実際にライブで歌う機会はありましたか?

高橋:去年10月のライブで1度だけ。その時にイメージはあったんですけど、歌詞は別なもので。そこから色々直して、出来上がりました。

――前回の「コ・モ・レ・ビ」の時に話を伺った時に「歌い終えて、声の表情がもっと欲しくなった」と言われてましたが、それについては今回いかがですか?

高橋:自分では挑戦できているかな、と思っていて。英詞の部分に関しても、こういう風に歌うのは初めてだったので、ライブで皆と一緒に声出して盛り上がれたら嬉しいな、とイメージしたり。

――ジャケット写真には色んな種類の靴ありますが、靴を集めていたりしますか?

高橋:Dr.Martensが好きなので、集めたいなと思っています。普段はブーツを履いていることが多いので、今年はちょっとかかとの高い靴も履けるようになったら嬉しいかな、と思ったり…。

――ピンヒールとか?

高橋:ピンはまだ。もうちょっと広い面積のヤツで(笑)。