「俺は死んででも絶対に守ってやる」藤岡真威人にとってのヒーローは父・藤岡弘

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ドラマチューズ!「ウイングマン」(毎週火曜深夜24時30分)。主演の藤岡真威人さんインタビュー【後編】。真威人さんにとってのヒーローは?

【動画】「ウイングマン」第1話 藤岡真威人演じる特撮オタクの主人公がチェイング!

【前編】では、ウイングマンにかける意気込みを!

藤岡真威人にとってのヒーローは?




――真威人さんが演じる特撮オタクの高校生・広野健太は、自分で思い描いたヒーロー“ウイングマン”になりますが、ご自身にとっての“ヒーロー”は?

「子供の頃のヒーローは“仮面ライダー1号”でした。リアルタイムでは見ていませんが、周りの友達が当時放送していた仮面ライダーシリーズが好きな中で、僕の家では“仮面ライダーといえば1号”というのが当たり前でしたから。

リアルなヒーロー像は、まさしく父です。父はよく『お前たちに何かあったら、俺は死んででも絶対に守ってやる』と真剣な眼差しで言ってくれます。どんなに疲れていても朝早く起きてお弁当を作ってくれたり、とにかく家族のために尽くしてくれます。家族だけでなく、周りに気づかいや配慮ができ、困っている人がいたら考えるより先に助けに行く、それが自然にできる父のような人に僕もなりたいと思っています。僕にとっては父がヒーローそのものです」


――生まれた時から一番身近に“ヒーロー”がいたんですね。

「そうなんです。1号にも父にも共通しているのが、自分を犠牲にしてでも家族や世界、大切なものを守るために一生懸命頑張る――その姿こそヒーローだと思っています。『ウイングマン』では、一緒に戦ってくれるアオイ(加藤小夏)が健太にとって大切な存在になっていきます。守りたい人が出来た時、自分がどれだけボロボロになろうと命ある限り全力を尽くして戦う姿に、僕も心を動かされたし、読者の心を掴んでいるのだと思います。僕が演じる健太も、人の心を動かすような人物でありたいと思います」


――今の藤岡さんにとって“このためなら戦える!”と思える大切な存在はありますか?

「うわ〜たくさんありすぎて…強いて1つあげるなら“美味しいご飯”です(笑)。仕事が忙しくて疲れて帰った時に、美味しいご飯を食べると本当に幸せな気分になれるんです。米が大好きで、白いご飯と、それに合う味の濃いおかずがあれば幸せ。美味しいご飯を食べられたら、たいていのことは頑張れます!」


――今日も朝から取材で1日頑張りましたが、今夜は何を食べたい気分ですか?

「昨日は、ある仕事の打ち上げで焼肉店に行って、好きなハラミとタンをたくさん食べました。タレを濃いめにつけて、その濃さを中和させるために食べる白米が一番うまい!(笑) そんな幸せな昨日を踏まえての今日は、海の幸がいいかなぁ。お寿司とか最高ですね。寿司店にある鯛のお頭の煮つけも好きで、ご飯が進むんですよね〜(笑)」


――(笑)たくさん食べてください! 最後に、書いたことが現実となる「ドリムノート」で健太はウイングマンになりましたが、自分なら何を書きますか?

「うわ〜悩みますね…。しょうもないことですが(笑)、くまのプーさんがはちみつで溺れているところを経験してみたいです(笑)。あの絵には幸せが100%あふれていてすごく好きなんです。僕もはちみつは大好きだし、好きなものに囲まれる感覚を味わってみたいです」

藤岡真威人さん演じる主人公・健太が、ウイングマンにチェイング! ドラマチューズ!「ウイングマン」(毎週火曜深夜24時30分)。第1話は「TVer」、「ネットもテレ東」で見逃し配信中!

次回放送、第2話は?

第2話
父親を救うため異次元世界から逃げてきたアオイ(加藤小夏)のノートの力で、広野健太(藤岡真威人)は自作のヒーロー“ウイングマン”に変身する力を手に入れる。そんな健太とアオイに、突然敵が襲いかかる。激闘の末、なんとか倒したものの、さらなる刺客からノートを守るため、アオイは健太の家で生活することに。一方、学校では教師の北倉(宮野真守)が赴任した途端、怪しい空気が学校中を包み込む…。

【プロフィール】
藤岡真威人(ふじおか・まいと)
2003年12月28日生まれ。東京都出身。2020年SEGAのCMにて俳優デビュー。映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」(2021年公開)で、仮面ライダー1号/本郷猛役で特別出演。ドラマ「クールドジ男子」(テレ東)、「君とゆきて咲く〜新選組青春録〜」(テレビ朝日系)、舞台「西遊記」などに出演多数。「ウイングマン」(テレ東)で地上波連続ドラマ単独初主演。出演作、映画「八犬伝」が2024年10月25日公開予定、12月本格時代劇「三屋清左衛門残日録」(BSフジ)の放送も控えている。
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スタイリスト:柴山陽平
ヘアメイク:藤井まどか

衣装協力
スタジオ ファブワーク

(撮影:倉持アユミ/取材・文:伏見香織)