レーカーズの八村塁(右)=4月3日、ワシントン(AFP時事)

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 【ロサンゼルス時事】米プロバスケットボール協会(NBA)の2024〜25年シーズンが22日(日本時間23日)に開幕する。

 レーカーズの八村塁はNBA6季目。新任のレディック監督は八村を先発で起用する方針で、八村は「しっかりと目標に向かってやっていきたい」と5季ぶりの優勝に貢献する意気込みだ。

 レーカーズでは、通算得点歴代1位の大スター、レブロン・ジェームズ(39)と新入団の息子ブロニー(20)がチームメートに。父子が同じコートでプレーする姿は注目を集めそうだ。一方でチームはオフに大きな戦力の上積みがなく、プレーオフ進出にも苦労するとの見方もあるのが現状だ。浮沈は八村の双肩にもかかっている。

 NBA公式サイトによれば、各チームの現役ゼネラルマネジャーの予想では単独最多の18度目の優勝を昨季遂げたセルティックスを本命視する声が圧倒的。ともに破格の長期契約を結んだテータムとブラウンの2本柱の存在が大きい。得点力の高いアレクサンダーが引っ張るサンダー、昨季はセルティックスとファイナルを戦ったマーベリックス、22〜23年シーズン覇者のナゲッツなどが続く構図になっている。

 日本選手では他にグリズリーズのキャンプに参加した河村勇輝や、ペーサーズ傘下のGリーグのチームに所属が決まった富永啓生のNBAデビューにも期待がかかる。