©2004『下妻物語』製作委員会 Ⓒ嶽本野ばら・小学館
東宝株式会社が、嶽本野ばらの人気小説を原作とした映画『下妻物語』のリバイバル上映を発表した。この作品は、茨城県下妻市を舞台に、正反対の価値観を持つ二人の少女の友情を描いたもので、2000年代の青春映画の中でも特に愛され続けている。

『下妻物語』は、深田恭子が演じる“ひらひらロリータ”竜ヶ崎桃子と、土屋アンナが演じる“ヤンキー”白百合イチゴという二人の少女が織り成す不思議な友情を描いている。物語は、見渡す限りの田んぼが広がる茨城県下妻市を背景に、桃子がロリータファッションに身を包み、憧れのブランドの本店がある代官山まで通う姿から始まる。桃子は、洋服代を稼ぐために有名ブランドの偽物を売り始めたところで、地元の暴走族に所属する同年代の少女・イチゴと出会う。彼女たちの交流は、異なる価値観を持ちながらも深い友情へと発展していく。

本作は、今年公開20周年を迎え、初のデジタルシネマパッケージ化作業が行われた。7月にはホワイトシネクイントにてDCP素材でのスクリーン上映が行われ、大きな話題を呼んだ。そして、TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ梅田ミッドランドスクエアシネマに加え、舞台となったイオンシネマ下妻でのリバイバル上映が決定した。

【概要】
■公開日:10月18日(金)
■上映作品:『下妻物語』2004年製作/102分/日本/配給東宝
©2004『下妻物語』製作委員会 Ⓒ嶽本野ばら小学館
■原作:嶽本野ばら小学館刊「下妻物語」より) 監督・脚本:中島哲也
出演:深田恭子、土屋アンナ、宮迫博之、篠原涼子、阿部サダヲ他
■鑑賞料金:通常料金
■会場:TOHOシネマズ新宿(東京都)、TOHOシネマズ梅田(大阪府)、
ミッドランドスクエアシネマ(愛知県)、イオンシネマ下妻(茨城県)
※上映スケジュールなどの詳細は確定次第、各劇場HPにて案内予定。