柏木由紀、チャラ男芸人との熱愛報道が「第二次ブレイク」の布石となっている深いワケ

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熱愛のお相手はすがちゃん最高No.1

9月中旬、芸人トリオ「ぱーてぃーちゃん」のすがちゃん最高No.1との熱愛が報じられた元「AKB48」柏木由紀さん。

またチャラ男と熱愛発覚って男を見る目がなさすぎる――なんて思うなかれ。

たしかに柏木さんといえば、2015年、当時「NEWS」に所属していた手越祐也さんが彼女をバックハグしたラブラブなツーショット写真などが流出し、熱愛疑惑がスクープされていました。手越さんはジャニーズのトップアイドルでありながら、女性関係が奔放なチャラ男という噂が絶えなかったため、柏木さんはイメージダウンをこうむっていたのです。

そして、今回のお相手がすがちゃん。

ぱーてぃーちゃんは、金子きょんちぃさんと信子さんという2人のギャルと組んだトリオなのですが、ツッコミ担当のすがちゃんはギャル男やホストっぽい風貌で、チャラいキャラで売り出している芸人。

つまり再びスクープされた熱愛相手が、また芸能界のチャラ男だったため、“同じ過ちを繰り返すのか”、“恋愛観が成長してない”といった感想を抱いた方々も少なくないでしょう。

しかし、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーであり、年間1000件ペースで恋愛相談を受けている筆者の視点からは、柏木さんの男の良し悪しをジャッジする選定眼は格段に上がっていると感じます。さらに、もしこのまますがちゃんと結婚することになれば、AKB所属時代を上回る第二次ブレイクを果たす予感もひしひしとするのです。

「芸能人のランク」で大きな格差がある

柏木さんとすがちゃん。二人は1991年生まれで33歳の同い年ですが、芸能界での歩みは対称的と言えます。

柏木さんといえば今年4月に惜しまれながら卒業しましたが、AKB48が大ブームを巻き起こしていた最盛期にも人気メンバーとしてグループを牽引してきたひとり。

2006年に3期生として加入し、2007年にシングル選抜入りを果たしていましたが、AKBブームを語るうえで欠かせない2009年から2018年まで開催されていた「AKB48選抜総選挙」でも、常に高順位を叩き出していたのです。

柏木さんは第9回・2017年、第10回・2018年は不出馬だったため全10回中8回参加していますが、成績は次のとおり。

第1回・2009年→9位

第2回・2010年→8位

第3回・2011年→3位

第4回・2012年→3位

第5回・2013年→3位

第6回・2014年→4位

第7回・2015年→2位

第8回・2016年→5位

第1回に9位にランクインしてから一度もトップ10入りを逃さなかっただけでなく、トップ3入りを4回も果たし、2015年には最高位の2位を獲得しています。

また、柏木さんのグループ在籍は歴代最長となる約17年間(6233日)にも及び、シングル選抜入りも歴代最多の52回を誇っています。これまでの人生の半分以上をAKBに捧げていたレジェンド級のトップアイドルだったわけです。

一方のすがちゃんですが、ぱーてぃーちゃんを組んだのが2021年なので結成からの年数はまだ浅く、人気急上昇中のトリオではありますが、いわゆる“若手芸人”。また、グループの知名度はどんどん上がっていきましたが、きょんちぃさんと信子さんのギャル2人が先行して売れていき、すがちゃんはトリオ内ではやや遅れを取っている存在でした。

要するに同い年ではあるものの、柏木さんとすがちゃん、二人の間には人気も実績も大きな格差があるのです。

ここが手越さんのときとは明らかに違うところ。

熱愛スキャンダルが出た2015年当時、柏木さんも人気アイドルだったものの、ジャニーズ事務所という大看板のトップアイドルだった手越さんのほうが、やや格上感がありました。

そのため、柏木さんからすると手越さんの芸能界におけるランクも魅力的に映っていたのかもしれませんが、すがちゃんに対してはそういった打算が働くことなく、純粋に彼自身の魅力だけに惹かれていると考えられるわけです。

彼は芸能界で生き残れるか当落線上

現在のすがちゃんは、今後も芸能界の第一線で生き残っていけるかどうか、当落線上にいるような状況。

長年トップアイドルの座にいた柏木さんならば、ひとときスポットライトを浴びても、その後消えていった芸能人を山ほど見て来たでしょうから、芸能界が栄枯盛衰の激しい業界ということは熟知しているはず。

そんな彼女がすがちゃんを選んだということは、芸能人としての彼に惚れたというわけではなく、彼の人間性に惚れているということではないでしょうか。

とはいえ、芸能人としてのすがちゃんに“将来性がない”というわけでもありません。

前述したとおり、ぱーてぃーちゃんはギャル2人のインパクトの強さで人気を獲得していったため、以前はすがちゃん抜きできょんちぃさんや信子さんだけがテレビ番組に呼ばれるというケースもたびたびありました。ですが昨年後半から今年にかけて、その潮目が変わりつつあるのです。

すがちゃんの生い立ちはかなり複雑で、中学1年生のときから一人暮らしという人生を歩んできたそうで、今年4月には初エッセイ『中1、一人暮らし、意外とバレない』(ワニブックス)を上梓しています。

その一人暮らし時代の珍エピソードや、当時の貧乏エピソードなどがウケて、最近はすがちゃんに単独オファーが舞い込むことも増えているのです。9月3日から配信開始されたNetflixオリジナルのバラエティシリーズ『トークサバイバー!ラスト・オブ・ラフ』にも単独出演しており、トークで爆笑をかっさらい、途中まで勝ち上がるなどして、しっかり爪痕を残しています。

すがちゃんが芸能界で生き残っていけるという確固たる保証はないものの、長年活躍していける光明が差し込んでいるのも事実。もしそうなれば、彼がブレイクすることを計算していたわけではなくとも、柏木さんには先見の明があったと言えるでしょう。

後編【柏木由紀の「チャラ男芸人」との熱愛報道が大ブレイクのきっかけになると言える理由】では、柏木さんがすがちゃんとの熱愛報道によって大ブレイクする可能性についてさらに考察していきます。

柏木由紀の「チャラ男芸人」との熱愛報道が大ブレイクのきっかけになると言える理由