【無料詰将棋】5手詰め初心者向け|羽生善治監修|詰将棋パラダイス作問(第57問)

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初心者向けの無料詰将棋を出題します。馬を逸らしたい|羽生善治監修|詰将棋パラダイス作問

5手詰め 難易度★★★☆☆

【出題図】

【ヒント】馬を逸らしたい

正解は……

【正解と解説】

▲2二銀 △2三玉

▲1二馬 △同玉 ▲1三金

【詰上図】

馬が壁になる

守りとしてよく利いている3二馬。この駒を逸らすことができれば、玉頭に金か銀を打って詰みます。そこで初手は▲2二銀。△同馬なら▲1四金までなので、△2三玉とかわします。

3手目▲1二馬が玉を引きずり込む強手。

出題:『羽生善治監修 はじめての人ともう一度の人の詰将棋 1・3・5手詰』(ワニブックス刊)より

前問はコチラ【第56問】

◆監修 羽生善治(はぶ・よしはる)

1970年埼玉県所沢市生まれ。二上達也九段門下。1985年、プロ四段になる。史上3人目の中学生棋士。1989年に初タイトルとなる竜王を獲得。1994年、A級初参加で名人挑戦者となり、第52期名人戦で米長邦雄名人を破って初の名人に。将棋界の記録を次々と塗り替え、1996年には谷川浩司王将を破って、前人未到の七冠独占を達成。どんな戦型も指しこなすオールラウンダー。2014年には4人目となる公式戦通算1,300勝を史上最年少、最速、最高勝率で達成。2017年、第30期竜王戦を制し、すでに保持していた永世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖を合わせ、「永世七冠」の資格を獲得した。最近は将棋界だけでなく、AI知能との未来についての対談・取材を精力的にこなす。広く財界の人々との対談からその考え、生き方を広めていく活動も続けている。将棋界のスーパーヒーローである。現在は創立100周年の「日本将棋連盟会長」も務めている。

◆執筆 詰将棋パラダイス

1950年詰将棋専門誌として創刊号が発行される。1962年詰将棋の最高の栄誉である看寿賞を初めて発表。1986年史上最長手数「ミクロコスモス」(橋本孝治作)が発表される。1997年通巻500号。記念号付録に「読者の棋士による思い出の詰将棋」。1999年「看寿賞作品集」が、将棋ペンクラブ大賞特別賞を受賞。2009年谷川浩司九段が棋士として初めて入選百回を達成。2010年将棋界への貢献が評価され、大山康晴賞を受賞。2015年母体である全日本詰将棋連盟主催の「詰将棋解答選手権」で藤井聡太竜王(当時小学校6年)が初優勝し、その後5連覇している。

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