【広島】ＤｅＮＡとの直接対決惨敗で遠のくＣＳ 新井監督「残り３試合、いい試合を」
ＣＳ進出も絶望的…。セ４位・広島は１日の同３位・ＤｅＮＡ戦（横浜）に１―３で逆転負け。残り４試合を残し、ＣＳ圏内まで差は「３」ゲーム差と、窮地に立たされた。
赤ヘル軍団にとっては絶対に落とせない一戦でも、頼みの先発・森が踏ん張り切れなかった。１点をリードして迎えた４回、２巡目のＤｅＮＡ打線に捕まってしまう。単打３本で一死満塁のピンチを迎え、桑原に右翼線に逆転二塁打、さらに二、三塁から戸柱にも中前適時打を喫し、３点を失った。
打者一巡の猛攻を受け、７安打３失点で４回限りで降板となった森は「テンポ良くいけていたんですけど、同じリズムになってしまっていたのかなと思います」と肩を落とした。
打線も相変わらずの低調ぶりで、その後は反撃することができず、４安打で１得点で惨敗。ＣＳ進出への大一番に敗れた新井貴浩監督（４７）は「自分たちがやれることは残り３試合、今日もたくさんのファンの方が来てくれているので、いい試合をお見せできるようにやりたい」と前を向いたが…数字上の可能性は残すものの、新井政権２年目はＢクラス転落が現実味を帯びてきた。
