AZの2連勝に貢献した毎熊晟矢、クラブのMOMに続き現地メディアのベストイレブンにも選出

写真拡大

 オランダメディア『ダ・テレグラフ』は19日、かつてAZを中心に活躍した元オランダ代表FWキース・キスト氏が選出した、エールディヴィジ第2節のチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストイレブン)を発表。同リストに、AZに所属す日本代表DF毎熊晟矢が選ばれた。

 2024−25シーズンのエールディヴィジは、他の欧州主要リーグよりも1週間早く9日に開幕。16日から18日にかけては第2節が行われた。9シーズンぶりの2連覇を目指す“王者”のPSVは、昇格組のヘラクレスを3−1で破り、2連勝を飾った。開幕戦でアルメレ・シティに勝利したAZは、ホームでNECを1−0で撃破し、同じく開幕2連勝と好スタート。右サイドバックとして2試合連続のフル出場を果たした毎熊は、非凡な攻撃センスを示しただけでなく、守備面でも2試合連続となるクリーンシートに貢献し、クラブが選ぶマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。共にピッチに立ったMF佐野航大、FW小川航基との“日本人対決”で勝利へ導くパフォーマンスを見せていた。

 ほかにも、フォルトゥナ・シッタートとフローニンゲン開幕2連勝。日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトはズウォレを5−1で下し、今季初勝利を掴んだ一方で、アヤックスはNACブレダに1−2で敗れ、早くも今季初黒星を喫した。

 キスト氏は『ダ・テレグラフ』を通して、そんな第2節の全9試合で輝きを放った選手たちで構成されるチーム・オブ・ザ・ウィークを発表。毎熊は、PSVに在籍するオランダ代表MFヨエイ・フェールマンや、フェイエノールト所属のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスらと並び、11名のリストに名を連ねた。

 今回キスト氏が発表した、エールディヴィジ第2節のチーム・オブ・ザ・ウィークは下記の通り。

■エールディヴィジ チーム・オブ・ザ・ウィーク


▼GK
ラース・ウンナーシュタル(トゥウェンテ)
▼DF
ミメイルヘル・ベニタ(ヘラクレス)
ヤン・ファン・デン・ベルフ(NACブレダ)
毎熊晟矢(AZ)
▼MF
アレン・ハリロヴィッチ(フォルトゥナ・シッタート)
スフェン・マイナンス(AZ)
ヨエイ・フェールマン(PSV)
フース・ティル(PSV)
ケルヴィン・ステングス(フェイエノールト)
▼FW
サンティアゴ・ヒメネス(フェイエノールト)
イリアス・セバウィ(へーレンフェーン)


【ハイライト動画】毎熊晟矢がAZの2連勝に貢献!