内閣 デジタル庁がスマホなど向け「マイナンバーカード対面確認アプリ」を提供開始！

内閣 デジタル庁は20日、券面を偽造した「マイナンバーカード（個人番号カード）」が本人確認に使われた事案を受けてより厳格な本人確認のため、マイナンバーカードのICチップの読み取りを推進することを目的として対面での本人確認の際にマイナンバーカードのICチップを読み取って格納された氏名などの本人情報を確認するためのスマートフォン（スマホ）など向けアプリ「マイナンバーカード対面確認アプリ」を提供開始したとお知らせしています。

マイナンバーカード対面確認アプリは金融機関での取引や携帯電話の契約、中古品の買取、自治体窓口などでの本人確認時に事業者や自治体のスタッフが顧客や住民の本人確認などを行う際に利用でき、マイナンバーカードに格納された顔写真（白黒）や氏名、住所、生年月日、性別、有効期限、セキュリティコードといった情報と読み取り日時がアプリ画面に表示されます。なお、現時点の主な機能はマイナンバーカードに格納された情報の読み取り・表示機能と履歴機能となっています。


デジタル庁では最近、対面の本人確認で本人確認に利用されるマイナンバーカードの券面偽造案件が発生しており、偽造困難なICチップの読み取りによる本人確認が求められるため、広く事業者がスマホで利用できるICチップ読み取りアプリを開発することが求められているとして民間専門人材による開発を進めてきました。そうした中で今回、デジタル庁がICチップ読み取りアプリをリリースしました。

マイナンバーカード対面確認アプリは犯収法や携帯電話不正利用防止法などによって本人確認が求められるさまざまな事業者が利用することを目的としており、事業者はスマホにダウンロードしてマイナンバーカード対面確認アプリを使って利用し、顧客からマイナンバーカードを預かってアプリでICチップを読み取り、真正なカード券面を確認できるようになりました。利用には通信の必要はなく、電波が届かない場所でも使えます。

なお、アプリでは事業者の確認の記録として「確認の日時」およびカードの券面に関係する情報としては「生年月日6桁を除く照合番号（8桁）」（カードの有効期限およびセキュリティコード）を保存して後から確認できるようにしており、氏名や顔写真などの個人が特定できる情報（個人情報）は保存しないようになっています。その他、詳細はデジタル庁の公式Webサイトをご確認ください。

アプリ名：マイナンバーカード対面確認アプリ
価格：無料
カテゴリー：ツール
開発者：デジタル庁
バージョン：1.0.0
Android 要件：11 以上
Google Play Store：https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=jp.go.digital.mynumbercard_check_app


アプリ名：マイナンバーカード対面確認アプリ
価格：無料
カテゴリー：ユーティリティ
開発者：デジタル庁
バージョン：1.0
互換性：iOS 16.0以降が必要です。
App Store：https://itunes.apple.com/jp/app/id6557056813?mt=8




記事執筆：memn0ck


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