チェ・ジウ、緊急来日が決定!8月16日に映画「ニューノーマル」プレミアムイベントを開催

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映画「ニューノーマル」に出演したチェ・ジウが緊急来日。初日記念プレミアムイベントの開催が決定した。

チェ・ジウ7年ぶりのスクリーン復帰作であり、SHINeeのミンホ、Block BのP.O(ピョ・ジフン)ら豪華キャストを迎えた、映画「ニューノーマル」が、8月16日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。

本作は、韓国・ソウルを舞台に、6人の男女の絡み合う奇妙な運命が日常を一転させ、身近な出会いの裏に潜む恐怖と絶望を描いた予測不可能な新時代の体験型スリラーだ。本国で驚異的な大ヒットを記録したホラー映画「コンジアム」のチョン・ボムシク監督の最新作として注目を集めている。

ソウルでは女性ばかりを狙う連続殺人事件が多発し、世間を賑わせていた。ある日、マンションで一人暮らしをしているヒョンジョン(チェ・ジウ)の元に火災報知器の点検をしに来たという中年の男性が訪ねてくる。図々しく家の中に入ってくる怪しげな男性に不安を覚えるヒョンジョン。一方、デートアプリでマッチングした相手と待ち合わせをしているヒョンス(イ・ユミ)。しかし、そこに現れたのは思いも寄らない人物だった。交差する2つの出来事が予想だにしない結末を巻き起こす。

韓国ホラー歴代興行収入2位「コンジアム」の監督であり、“Kホラーの巨匠”と呼ばれるチョン・ボムシクが、最新作ではサスペンス・スリラーに挑戦し、観客を魅了する。

ドラマ「冬のソナタ」や「天国の階段」などで“韓流トップスター”として愛され、韓流ブームに貢献した韓国を代表する女優チェ・ジウが、本作では、笑うことのできない女性ヒョンジョン役に挑戦し、冷ややかなイメージの中に意外なエネルギーを秘めたキャラクターを演じ、新たな一面を披露している。Netflixのシリーズ「イカゲーム」「今、私たちの学校は…」で世界的なスターダムにのし上がったイ・ユミは、人とのつながりを望む平凡な20代女性ヒョンスを演じ、リアルかつバイタリティあふれる演技を披露している。

さらに、K-POPアイドルグループSHINeeのメンバーであるミンホは、つながりを求める孤独な大学生フンに変身し、ロマンスとサスペンス・スリラーの境界を行き来する多様な演技を披露している。同じくK-POPアイドルグループBlock BのメンバーであるP.Oは、本作がスクリーンデビュー作となる。20代の青年ギジンを演じ、ロマンスに没頭するあまり、ストーカーに変貌する強烈なキャラクターを披露している。ほかにも、ハ・ダインやジョン・ドンウォンなど期待の新人が参加し、錚々たる豪華キャストの集結に作品への期待が更に高まる。

これまで一貫して“恐怖”についての映画を作ってきたチョン・ボムシク監督。「誰かを、あるいは何かを憎む心が複製され、強化されて作られた結果が『最高の恐怖』『最悪の恐怖』になるのではないだろうか。多くの人が恐怖だけを見せているのであれば、私は希望を描こうと考えると思うが、多くの人が幻みたいな希望ばかりを描くので、私は恐怖を見せるのだと思う。実際、希望よりも恐怖が蔓延している時代だと感じる」と恐怖を描き続ける理由を語った。

登場人物たちが平凡な日常から突如狂気に引きずり込まれてゆく本作では、観客はこれは他人事ではないと感じるが、そのことについて監督は「実は、そういった点を感じてほしいと思い、この作品を構想したところがある。私たちは知らないと思っている人たち同士でも、実は繋がっているんだということも伝えたかった」と話した。

「ニューノーマル」というタイトルについては、「以前は異常だったことをいつの間にか受け入れ、無感覚になっている人々を見ていると、この映画が描くものが現実の世界でも“新たな日常”になりつつあると感じる。この作品では、ニューノーマルに対する解決策を提示するというよりも、とにかくまずは問題提起をしてみようという思いだった。このような状況になった時に、『どうしたらいいのかな』って考えると思う。そうやって悩むことが改善につながっていくというふうに考えた。今の時代の希望というよりも、絶望を提示することによって問題提起をしたいと思った」と本作に込めた想いを明かした。