Image: Apple

「待ってれば出る」と言われても、やっぱり気になっちゃう。

Apple(アップル)のiPhone。今年は「iPhone 16」シリーズとなる見込みですが、すでにさまざまなウワサがささやかれているんです。

ウワサの確度はさまざまですけど、本当だとしたら今年のiPhoneは狙い目だぞ!くらいの大きな変化も聞こえているので、いい買い物をしたいなら今からアンテナを張っておくのは必然。

そこで、ここでは今年やってくる、iPhone 16のウワサ話をまとめていきます。

ジッと待ってるよりも、今のうちから情報を仕入れてモチベーション上げつつ、自分に最適なiPhoneはどのモデルか? じっくりとジャッジしていきましょう。

<目次>

iPhone 16の発表日・発売日

● iPhone 16のラインナップ

● iPhone 16のデザイン

● iPhone 16のカメラ

● iPhone 16のマイク・ボタン類

● iPhone 16のバッテリー

● iPhone 16のスペック

● まとめ

iPhone 16の発表・発売日

Appleが新型iPhoneの発表イベントを告知しました。太平洋時間で9月9日の午前10時、日本時間だと9月10日の午前2時です。

これまでのウワサでは9月10日発表で9月13日に予約開始説があったので、ここで確定と見て…いいのかな? 備えましょう。

iPhone 16のラインナップ(定番4ラインナップなれどUltraが追加される可能性も?)

iPhone 16シリーズのラインナップですが、現在のところ定番の4ラインナップだと予想されています。つまり…

・iPhone 16

・iPhone 16 Plus

・iPhone 16 Pro

・iPhone 16 Pro Max

の4種ですね。

Proシリーズは側面に「キャプチャボタン」が増え、画面サイズも一回り大きくなるかも?といったウワサあり。インチサイズが現行モデル(iPhone 15 Pro/Pro Max)よりも大きくなるかもしれません。

なお、昨年あたりからPro Maxを超えしiPhone Ultraが出るのでは?説がありますが、いまのところはちょっと可能性低めかも? 開発中のiOS18にもその姿は居ないようです…。

iPhone 16のディスプレイは「真の全画面」になる?

Image: Apple

ちょっとまだ詳細は不明ですが、ディスプレイがけっこう変わるかも!

1.カメラが画面下へ移動して真の全画面へ?

期待したいウワサがありまして、それはカメラのパンチホールがなくなり、画面の下に埋め込まれるのでは?といった話。つまり、画面の中で何も邪魔が無い、真の全画面化。これは…楽しみだ!

2.さらに省エネパネルになるかも?【7/11更新】

見た目の変化ではありませんが、有機ELパネルの変更も囁かれています。

同じ有機ELであることには違いないのですが、サムスンが新開発した「M14」と呼ばれる新しい有機ELパネルによって、通常時の輝度が20%明るく進化。もしかしたら電力効率も高まる可能性があるとか。

3.iPhone 16は5色か7色? Proにはブロンズが追加?【8/23更新】

デザイン面ではカラーリングも要注目。iPhoneって毎年、推し色が出ますからね!

では今年は…? というと、iPhone 16ではホワイト&パープルが加わって計7色展開というウワサがあれば、北欧っぽいカラーの5色展開というウワサもあり。

手触りはiPhone 15踏襲でシーグラスのようなサラサラパネルとなる可能性が語られています。

Proシリーズはブロンズカラーのモックアップがリークされています。

他にはゴールド、ディープな色合いのローズやブロンズカラーが予言されていましたが、今のところブロンズの可能性大ですね。チタン&ブロンズは気品高くていい色じゃん!

そしてこのブロンズカラーの呼び名は、「デザートチタニウム」になるのでは?とのうわさ。たしかに砂漠っぽさありますね。

4.ベゼルは薄く、Proは画面が大きくなりそう【5/17更新】

画面を囲うようにフチある黒い「ベゼル」。iPhone 16シリーズでは、さらに薄くする計画があるみたい。

これには「BRS(Border Reduction Structure)」と呼ばれる超薄型ベゼル技術が利用され、Proじゃない方、iPhone 16シリーズへも薄型ベゼルが採用される可能性があるとか。

また、先日リークされたモックアップのメモには以下のような画面サイズが記されていました。

・iPhone 16 Pro Max…6.9インチ

・iPhone 16 Pro…6.3インチ

・iPhone 16…6.1インチ

・iPhone 16 Plus…6.7インチ

Pro Maxもう7インチ近いので、タブレット要らずでダイナミックな映像を楽しめそう。

5.見えないMagSafeにも更新が?【5/9追加】

見えるところだけじゃなくて、見えない場所にも更新があるかもしれません。

リークされたモックアップを見ると、端末の内側にあるMagSafe(磁力で充電器やアクセサリーをくっつける)のリングも、iPhone 15シリーズよりも薄くなっています。

対応アクセサリーとの互換性は保たれているはずなので、僕らが気にするところじゃないと思いますが、おかげですこし軽くなってると…嬉しいな!

カメラはiPhone 16の大きな変更点になる可能性あり

Image: MacRumors

iPhoneは毎年カメラが進化。

この流れは今年も変わらなさそうなのですが、iPhone 16シリーズではこれまでにも増して大きなカメラ変更が来そうな予感。

1.iPhone 16はカメラが配置が変わる?【8/20更新】

複数の情報筋からiPhone 16のカメラの縦型化が予想されています。

上の画像はMacRumorsによるイメージ画像ですが、カメラレンズカバー(レンズの周りの透明な部分)が縮小され、カメラは縦配置。

リーカーからはアンボックス動画やモックアップ写真がリークされています。他にも…

・カメラ部のシャーシパーツの画像

・CAD情報を元にしたレンダリング画像

・金属模型と主張される画像

・成型されたケースの画像

・カメラや部までくっきりの模型

など、みんな縦・縦・縦。これはもう確定じゃない?

個人的に縦配置はiPhone Xっぽくって好きなんですけど、このカメラの大きさは主張デカすぎない? ちょっと実機を見るまで不安もあるなぁ。

ちなみに、レンズ構成は変わらず広角・超広角と予想。空間ビデオ撮影に対応するために縦型配置になる説もありますね。

iPhone 15とモックアップの比較を見ると、背面の余白が増えてビジュアル的な軽さも増している印象です。

ではカメラの多いiPhone 16 Proでは? というと、フィリップスのシェーバーみたいになるかも。といったトンデモ説も? まぁ、これは冗談でしょう。

2.Proにもすっげー望遠カメラがやってくるかも!【8/30更新】

カメラ変更のウワサはiPhone 16 Proにも。

テトラプリズム式の光学5倍望遠カメラがiPhone 16 Proにもやってくる。Proシリーズでカメラ性能が統一化されるというウワサがあるんです。

このウワサは昨年11月、もうiPhone 15シリーズが発売されて間もないころから囁かれていたのですが、その後複数の情報筋から同じ話題が出てきました。

望遠用テトラプリズムレンズを製造しているサプライヤー、そして今月には韓国の情報サイトからも同様の情報が出ているので、これはもう信じていいのか!?

3.超広角カメラが高画質化? ダイナミックレンジもさらに広がる?【7/4更新】

iPhone 16 Proシリーズはカメラ特化なiPhoneなだけあって、高画質化のウワサがまだあります。

超広角カメラが現行の1200万画素から4800万画素へと高画素化が囁かれていたり、iPhone 16 Pro Maxではこれまでより12%も大きいイメージセンサーを搭載するというウワサも。

さらには夜景撮影での邪魔になるゴーストやフレア低減の処理が入るというウワサも聞こえているので、夜景だってもっとロマンチックに残せる…のかな!

このカメラ性能の話題は度々聞こえてくるので、概ね確定…なのかな? だとしたら、高画質でエモいPro Max狙いもが正解なのかも!

iPhone 16ではマイク・ボタン類にも変更あるかも

Image: Apple

iPhoneは基本的に使い方変わらない。

みたいな神話がありますけど、意外とお作法は変わっています(ホームボタンが無くなったのはびっくりしましたけど)。そしてボタン類の変更はiPhone 16でも訪れそうです。

1.「アクションボタン」が全モデルへ搭載

iPhone 15 Proシリーズに採用された「アクションボタン」がiPhone 16シリーズ全モデルで採用されるといったウワサがあります。

そして、もしかしたら圧力検出するセンサーが搭載される可能性も。つまりもう物理的なボタンじゃなくて、タッチセンサーみたいなボタンになるかも!みたいな話があるんです。本当ならどんな押し心地なんだろう?

2.撮影専用の「キャプチャボタン」が追加?【5/9更新】

なんだかiPhone 16 Pro(ひょっとしたらiPhone 16も)、さらにボタンが増えそうよ。

聞こえ始めてきたのは昨年の9月頃。iPhone 16 Proシリーズでは、撮影に使う「キャプチャボタン」が追加されるなんてウワサが出てきたんです。

その後、別の情報筋からも同じウワサが出てきたり、最近になってProじゃないiPhone 16のケース画像からもボタンの存在が臭います。

また、ケースの画像に共通しているのが、ボタン部だけ切り抜かれているのでおそらくタッチセンサーですねこりゃ!

用途としては、今のところ3D動画撮影用のボタンになるとか、カメラのシャッターのように半押しに対応するかも?みたいな説が有力です。

もしかして今年のiPhoneって、さらにカメラライクに使えるようになるのかも?

3.マイクの性能がアップするかも

目に見える変化だけじゃなくて、見えないところも。たとえばマイクも見直される可能性あり。

今でも十分iPhoneのマイクは優秀なんですけど、さらにひとの声を聞き取りやすくアップグレードされるとか! この背景にはSiriを生成AIで動かすといったAppleの野望があるのでは、と予想(妄想?)されています。

「生成AIを音声入力で使う生活になるなら、マイク性能も上げとかないとね」といったApple的な完璧を目指すロジック。…ありえるッ!

iPhone 16シリーズのバッテリーもスペックアップ? …しかし!

Image: Majin Bu / X

バッテリー持ちも大事だよね。

iPhone 16シリーズはバッテリーサイズがちょっといい話と悪そうな話が混じっています。

まず、基本的にはバッテリーサイズは増えそうです。iPhone 16 Pro Maxなんて30時間以上持つのでは?といった予想まででています。すごい。

一方でiPhone 16 Plusは容量が減る説もあるんですよね…。iPhone 15シリーズからの増減量をまとめると…

・iPhone 16 → 3,561 mAh(6.3%増)

・iPhone 16 Plus → 4,006 mAh(8.6%減)

・iPhone 16 Pro → 3,355 mAh(2.5%増)/ 3,577mAh(8.7%増)説もあり

・iPhone 16 Pro Max → 4,676 mAh(5.7%増)

って感じ。最新のリークでiPhone 16 Proは容量が大幅に増える説が出てきたのでここは要注目ですねー。

あと、バッテリーには排熱用素材を銅からより伝導率の高いグラフェンへと変更するかも?といった話や、バッテリーカバーを金属製にしてバッテリーを交換しやすくするといったウワサも聞こえています。

自分でバッテリー交換…。ちょっとiPhoneだとリスキーで僕はやりたくないなぁ…。もし、iPhoneのバッテリーを長持ちさせたい方はコチラの記事も参考にどうぞ。

iPhone 16シリーズのスペックは?

スペックに関してはまだまだ諸説ありますが、予想を含めたウワサが色々聞こえてきています。

1.チップは全モデルでA18?

ここ数年は無印のiPhoneって(Proじゃない方)、1世代前のチップを流用していました。現行のiPhone 15シリーズですと、Proモデルだけ「A17」で無印は「A16」。

でも、今年は全モデルでA18にリニューアルされるといったウワサがあります。

新モデルを買ったのに、チップは最新じゃないんだ…。みたいなガッカリ感も無くなって、これは良い調整! でも、その分コストへと転嫁されないといいんだけどね。

2.RAMは全モデルで8GBへ?

RAMも増量のウワサがあります。

iPhone 15シリーズではProモデルのみRAMは8GB。エントリーのiPhone 15とiPhone 15 PlusのRAMは6GBとちょっと少なめでした。これがiPhone 16シリーズでは全モデルで8GBになるみたい。

メモリが増えれば、それだけマルチタスクがサクサクになるので、ぜひとも期待したいところ。快適さに余裕ができるわけなので。

3.来るか? Wi-Fi 7の時代

Wi-Fi規格にも期待していいと思います。

今得ている情報ですと、iPhone 16と16PlusにはWi-Fi 6Eが。iPhone 16 ProとPro MaxにはWi-Fi 7への対応が囁かれています。

なお、これらの規格は新しい6Ghz帯での通信に対応しているので、今ならスカスカの高速道路をすっとばせるような感じ。動画のダウンロードもさらに速く、安定しますよ、きっと!

4.オンデバイスAI機能が使えそうだ!【6/20更新】

Siriに大規模言語モデル(LLM)な機能が追加されるかも?とか、ChatGPTでおなじみOpenAIとAIモデル開発で手を組んだという情報もあったりと、iPhone 16ではAI対応がウワサされていましたよね。

これ、正解でした。

開発者向けのカンファレンス「WWDC 24」でiOS 18の新機能として、Appleの生成AI「Apple Intelligence」が正式に発表されました。

ざっくりと特徴をまとめると

・オンデバイスとサーバーとのハイブリッドで動くAI機能「Apple Intelligence」

・メール要約や返信作成、文字起こしからの要約、画像生成もしてくれる

・Siriが賢くなってアプリや機能を横断して対応してくれる

・サードパーティのAIとして、Chat-GPTも任意に使える

となっています。より詳しく何ができるのか? はこちらをどうぞ。

一部からは一部のオンデバイス機能はiPhone 16シリーズ専用になるといった可能性が囁かれていましたが、現状iPhone 15 Pro/Pro Maxへの対応がアナウンスされていますので、ほぼ確定でiPhone 16 Pro/Pro Maxでは利用できると思われます。

一方で、iPhone 16(Proじゃない方)への対応は…現時点ではちょっと謎ですね。使えるといいなぁ。

でも、このAI機能iPhone発売日と同時ではなく、正式リリースは来年予定。日本語対応はおそらく来年以降になると思われます。気長に待ちましょう。

まとめ:新機能モリモリで変化の年になりそう。これは待つのが正解だ

以上、駆け足でしたがiPhone 16シリーズのウワサまとめでした。

もちろん、これらはあくまでも全部ウワサや予想や考察。確定情報は(今のところ)ありません。それでも、縦カメラになるかも?とか言われていたり、カメラセンサーや最新チップの情報が出てくると、もうワクワクしちゃう。だって、これ全部本当だとしたら、今年のiPhoneの変化すごいよ!

そんな変化の年になりそうなiPhone 16シリーズ。今後も、ワクワクするウワサがどんどん出てくるはずなので、定期的に更新していきます。

iPhone 16の最新情報をチェックしておきたいなら、ぜひこのページをブックマークを。ここだけ定期チェックすればバッチリにしておくので!

Source: MacRumors