15日付で横浜との契約が解除されたキューウェル監督。(C)SOCCER DIGEST

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 7月16日、横浜F・マリノスは同15日付でハリー・キューウェル監督との契約を解除したと発表した。

 キューウェル監督は今季から横浜の指揮官に就任。ACLではファイナルまで勝ち進み、準優勝という成績を収めたが、リーグ戦では4連敗を喫するなど低迷。23節終了時点で勝点29の12位に甘んじている。

 この解任劇は海外でも話題だ。キューウェルの母国オーストラリアのメディア『FOX SPORTS』は、「キューウェルはACLでチームを決勝に導いたにもかかわらず、リーグ戦の不振を受けて解任された。直近の鹿島アントラーズ戦は4−1で勝利したが、彼を救うには十分ではなかった」と報じた。
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 さらに「波瀾万丈の監督キャリアを継続させている」とし、「彼は2018年11月から2021年9月にかけて、ノッツ・カウンティ、オールダム・アスレティック、バーネットというイングランドの3クラブからも解任されている」と記した。

 また、英メディア『Daily Mail』は、「先月には、東京ヴェルディに敗れた後、激怒したファンがブーイングを浴びせた。これに激怒したキューウェル監督がスタッフに抑えられ、退場させられるという衝撃的なシーンが動画に収められていた」と伝えている。

 なお、横浜ではジョン・ハッチンソンヘッドコーチが暫定的にチームの指揮を執る。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部