「小学生の読書量を増やす方法を考えてください」と質問されたらどう答えますか? ケース面接の答え方を解説します Photo: Adobe Stock

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今、就活市場で人気が高いコンサル業界には「ケース面接」と呼ばれる独特の入社試験がある。志望者の問題解決力や地頭力を測る試験だ。新刊『問題解決力を高める 外資系コンサルの入社試験』は、大手コンサルティングファームの入社試験に対して、現役コンサルタントや内定者の解答を集約した前代未聞の1冊だ。本稿では「選考を突破するためのケース面接の答え方」について、本書から一部を抜粋・編集して紹介する。

「問題解決の思考力」を測る入社試験

 ケース面接はコンサルティングファームの入社試験で必ず出題されるタイプの面接で、「問題解決の思考力」を測るためのものです。

 面接官からは、企業や政府・自治体が抱える問題を提示され、あなたはこの問題を解決する打ち手を検討していきます。

 では、次のケース面接問題に挑戦してみましょう。

コンサルの入社試験に挑戦!

面接官:
小学生の読書量を増やすには、どうすればいいでしょうか?

回答のヒント

・読書量を増やす打ち手を実行する主体を明確にしましょう(政府、小学校、など)。

・ここでの「読書」とは具体的に何を指すかをはじめに定義しましょう。

・小学生が「読書」をする場面を思い浮かべながら、読書量を増やす打ち手を検討しましょう。

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