Photo: Florence Ion / Gizmodo US

注目すべきは小さな変化なのかも?

iOS 18に追加される機能のうち、最も役立つのは「Apple Intelligence」と思う方も多いかも知れませんが、実は、小さく細かい機能こそ、一番生活の役に立つってこともあります。たとえば、iPhoneの充電が完全に切れているとき、または電源が切れて充電中でも、iOS 18では時刻を表示し続けてくれるようになるそうです。

バッテリー残量ゼロでも時計が見られる

iOS 18のベータ版で、iPhoneに追加される小さいけれど興味深い機能がいくつか見られています。アメリカ大型掲示板Redditであるユーザーが、バッテリー残量がゼロの携帯電話の画面の画像を共有しています。左上隅に時計が表示されていますよね。

腕時計を持っていない人が外出時に携帯充電器を忘れると、時間をチェックできなくなってしまうので、これは助かります。

[iOS 18 DB1] You can now see the time even after the phone is dead or charging.
byu/ant_t99 iniOSBeta

充電上限を細かく設定できる

iOS 18のベータ版では、バッテリーの健康状態を維持する機能が向上している可能性があります。9to5Macが報じているように、Apple(アップル)はバッテリー設定ページを変更し、充電上限をユーザーがより細かく制御できるようになるようです。以前は最大80%までしか設定できませんでしたが、今後は85%、90%、95%から選べるようになります。

この設定ページには、低速充電器を使用している場合の新しい通知機能も追加されています。充電速度が遅い場合、ユーザーに通知されるようになります。また、バッテリーメニューのグラフでは、低速充電の期間がオレンジ色で示されます。

アクションボタンがより便利に

また新しいコントロールセンターギャラリーで、iPhone 15 Proのアクションボタンがより便利になる予定です。iOS 18では、コントロールセンターギャラリーが導入される予定で、これはさまざまなコントロールセンターのアクションをスワイプ可能なフォルダにまとめてくれる機能です。

MacRumorsが報じているように、現在のiOS 18ベータ版では、iPhone 15 Pro およびPro Maxでアクションボタンをダークモードや機内モード機能にマッピングできるようになります。今後のベータ版で、アクションボタンが他の特定の機能に拡張される可能性もありますが、具体的にどうなるかは今のところわかっていません。

将来のiPhone 16モデル全てにアクションボタンが搭載されるという噂を考えると、Appleがアクションボタンの機能を強化してくるっていうのは驚きではありませんね。

ベータ版の内容は最終的なものではないことは注意すべき点ですが、iOS 17の通話終了ボタンの位置の変更が二転三転していたことを考えると、まだ変更が加えられる可能性もありますよね。

小さな変更が積み重なれば、iPhoneの使い心地はどんどんよくなります。一般ユーザーがiOS 18ベータにアクセスできるのは来月からで、完全リリースは9月以降になりそうです。

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