4人目のレアル一筋の選手となるか photo/Getty Images

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『MUNDODEPORTIVO』によると、レアル・マドリードはナチョに対し、2025年までの更新オファーの回答期限を、現行の契約期限である6月30日に設定したという。

ナチョは現在34歳。11歳の時にレアル・マドリードのユースに入団して以来、このクラブ一筋でプレイしてきたDFの選手だ。獲得したタイトルはリーグ4回、コパ・デル・レイ2回、スーペルコパ4回、一番難しいとされるチャンピオンズリーグに至っては6回も優勝を手にしている。先日のドルトムントとの決勝戦でも先発出場を果たし、完封に貢献。まだまだトップレベルで実力が発揮できることを証明し続けている。事実、カルロ・アンチェロッティ監督も直々に残留を要請していることからもそれが裏付けられる。

そんなナチョの去就だが、今のところまだ不透明だ。インタビューで尋ねられても彼がはっきり答えることはなく、いくつかのメディアによれば退団が濃厚で、サウジアラビアやアメリカのクラブからオファーを受けるとされている。

レアル・マドリードにとってみれば、ナチョはなかなか替えがきかない選手なだけに、彼が退団すればチームに与える影響はことのほか大きい。
果たしてナチョの答えはいかに。レアル・マドリード愛を貫くのかどうか、その動向が気になるところだ。