大谷翔平“らしくない”打席続く…5打数ノーヒット2三振で打率「.329」 ドジャースは延長10回に3得点で逆転勝利!

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大谷は5打数無安打に終わったがチームは逆転勝利を収めた(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間5月28日(日本時間29日)、敵地で行われたメッツとのダブルヘッダー第1試合に「2番・DH」で出場。5打数無安打2三振に終わり、打率は「.329」に下がった。チームは9回に同点に追いつくと、延長10回に3点を入れて5-2と逆転勝利。連敗を「5」でストップした。

【動画】投手復帰へ着々!大谷翔平が雨の中で黙々と投球練習をする姿

 第1打席は一死から空振り三振に倒れ、3回の第2打席は一死一塁から一ゴロに仕留められた。6回の第3打席も同じく一ゴロに終わった。0-2と2点差を追う8回一死一・二塁で迎えた第4打席では遊ゴロに終わり、3-2と勝ち越した延長10回の第5打席は空振り三振に倒れ、大谷らしくない打席が続いた。

 大谷は16日のレッズ戦で左ハムストリングを打撲。その後のケガの状態が心配されたが、日を追うごとに良くなっていることを強調していた。

 また、悪天候で試合が中止となった27日は、雨の中でブルペンで投球練習を行う姿もあり、投手復帰へ着々と準備を重ねている。

 大谷は26日の敵地・レッズ戦では4打数1安打の成績だった。試合前までの時点で打率.336、35打点、OPS1.024となっていた。

 試合は3回、メッツのフランシスコ・リンドアに2ランが生まれて0-2。ドジャースは8回に1点を返して1-2とすると、9回は連打で無死一・三塁の場面をつくり、クリス・テーラーのスクイズで同点に追いついた。

 その後も一死一・二塁となったが併殺打で同点どまりとなった。9回は一死満塁という一打サヨナラ負けのピンチを切り抜けると、延長10回タイブレイクに突入。一死二塁でムーキー・ベッツの適時打、フレディ・フリーマンの2ランで3得点を挙げた。

 大谷はシティー・フィールドで本塁打を打てば初となり、自身が持つ日本人最多記録を更新する26球場制覇となる。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によれば、デーブ・ロバーツ監督がダブルヘッダー第2試合では大谷は先発メンバーから外れることを明言。完全休養となる見込みで、明日の試合での一発に期待がかかる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]