2回途中で降板する上原(中央)

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 「日本ハム3−9オリックス」(23日、エスコンフィールド)

 日本ハムはわずか二回で試合が壊れた。4月7日以来の先発を託された上原健太投手が初回、先頭打者への四球から5連打を浴びて3失点、二回にも3失点。今季チーム最短となる1回1/3でKO。いきなりの6点のビハインドが重くのしかかった。

 新庄監督は試合後の取材対応なし。広報を通じて「最近打線の調子が良かったので上原君にはなんとか試合をつくってもらいたかった」と無念をあらわにする。最後に「フォアボールはいらんわ」と珍しく厳しい表現。登録抹消も決めた。

 上原は「何も言葉になりません」と落胆する。連勝は2でストップ。ホームエスコンでの連勝も8で止まった。2位と奮闘しているが、この日試合のなかった首位ソフトバンクとのゲーム差は今季最大の6・5に広がった。