『スター・トレック』新作『Star Trek: Starfleet Academy』の主役が決定

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Paramount+にて進められている『スター・トレック』の新作ドラマ『Star Trek: Starfleet Academy(原題)』。その主役にオスカー女優のホリー・ハンター(『ピアノ・レッスン』)が決定した。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。

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若者たちを引っ張る存在?

『Star Trek: Starfleet Academy』は、銀河で最も権威ある場所の一つである、宇宙艦隊の士官を養成する学校「Starfleet Academy/宇宙艦隊アカデミー」を舞台に、士官候補生として入学した若者たちの姿を描く。夢と希望を抱く彼らは、要求の高い教官たちの目にさらされながら、士官になるためには何が必要かを学んでいく。その傍ら、彼らは互いに友情を育み、ライバルとして切磋琢磨し、初恋を経験していく。そんな中、アカデミーと連邦政府を脅かす敵が現れて…というストーリー。

同作でホリーが演じるのはアカデミーの総長だという。若者を中心とした作品で中心となる年配のリーダーという意味では、『X-MEN』シリーズのチャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX(映画シリーズで同役を演じるのは、『スター・トレック』シリーズのピカード役で知られるパトリック・スチュワート)に近いキャラクターなのかもしれない。

ホリーは、『ブロードキャスト・ニュース』『ザ・ファーム/法律事務所』『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』でアカデミー賞候補となり、『ピアノ・レッスン』で同主演女優賞を受賞。2007年より犯罪捜査ドラマ『女捜査官グレイス 〜天使の保護観察中』で3シーズンにわたって主演を務めたのをきっかけにドラマの仕事が増え、『トップ・オブ・ザ・レイク 〜消えた少女〜』『HERE AND NOW 〜家族のカタチ〜』『メディア王 〜華麗なる一族〜』『ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白』などにも参加していた。

ショーランナー・製作総指揮を兼任するのは、アレックス・カーツマン(『スター・トレック:ディスカバリー』)とノガ・ランドー(『ナンシー・ドリュー』)。ガイア・ヴィオロ(『アブセンシア 〜FBIの疑心〜』)が第1話の脚本を執筆する。夏に製作開始予定。

カーツマンとランドーは、ホリーの参加について声明で次のように述べている。「我々はこれまでずっと、ホリー・ハンターの天才的なパフォーマンスを見てきた気がします。彼女が持つ信憑性、大胆不敵さ、ユーモアのセンスは特筆すべきものです。そんな彼女が宇宙艦隊アカデミーを率いてくれることは我々にとって素晴らしい贈り物であり、『スター・トレック』シリーズにとって永続的なレガシーになるでしょう」

『トップ・オブ・ザ・レイク 〜消えた少女〜』はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline、米TV Line