23-24フランス・リーグ1第33節、パリ・サンジェルマン対トゥールーズ。自身を描いた巨大フラッグの前でポーズを取るパリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペ(2024年5月12日撮影)。(c)FRANCK FIFE/ AFP

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【AFP=時事】23-24フランス・リーグ1は12日、第33節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)は退団するキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がホーム最終戦で得点を決めたものの、トゥールーズ(Toulouse FC)に1-3で敗れた。

 ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund、ドイツ)に敗れた7日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝第2戦から10人を入れ替えたPSGは、唯一2戦連続で先発し、キャプテンマークを巻いたエムバペが序盤に先制点を決め、今季公式戦のゴール数を44得点に伸ばした。

 しかしすぐさまタイス・ダリンハ(Thijs Dallinga)に同点ゴールを許すと、後半にはヤン・グボホ(Yann Gboho)に見事な逆転ゴール、アディショナルタイムにフランク・マグリ(Frank Magri)にダメ押し点を決められ、昨年9月以来27戦ぶりとなる今季リーグ2敗目を喫した。

 エムバペは10日、契約が切れる今季限りでのPSG退団を発表。2017年にASモナコ(AS Monaco)から加入し、7年を過ごしたPSGではクラブ歴代最多となる256ゴールを決め、モナコ時代の16点を含めたリーグ戦191ゴールは史上7位の記録となっている。

 クラブは試合後にリーグ優勝のセレモニーを行ったが、事前に示唆していた通り、エムバペ退団を特別に取りあげることはしなかった。チームは国内タイトル総なめの可能性を残しており、25日にはオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とのフランス杯(French Cup 2023-24)決勝に臨む。

【翻訳編集】AFPBB News

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