山梨県富士河口湖町のコンビニエンスストアの前で写真を撮る観光客(2024年5月3日撮影)。(c)Philip FONG / AFP

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【AFP=時事】山梨県富士河口湖町では、観光客に人気の富士山撮影スポットへの「目隠し」設置が決まっているが、必要な資材の到着が遅れているため設置工事に遅れが出ていることが9日、明らかになった。

 河口湖町には、コンビニエンスストアのローソン(Lawson)越しに富士山を撮影できるスポットがあり、主に外国人観光客の間で人気が広まっていた。しかし、観光客のマナーに問題があるとして近隣住民から苦情が寄せられ、町は「目隠し」の設置を決めた。

 当初の予定では、設置工事は5月の最初の週に終わっているはずだったが、町の職員によると資材の調達に遅れが出ており、設置時期がずれ込んでいるのだという。匿名を希望した職員は「資材は20日頃に届く」とAFPに述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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