バイエルン守護神ノイアー、終盤のミス嘆き「非常につらい」 欧州CL
![サッカー欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦、レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘン。レアル・マドリードのホセル(左)に同点ゴールを許すバイエルン・ミュンヘンのGKマヌエル・ノイアー(右、2024年5月8日撮影)。(c)OSCAR DEL POZO / AFP](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/8/28e7a_1351_71b5fa8c_a5557ea6-m.jpg)
しかし、この日アクロバチックなセーブを幾度も見せて活躍していたノイアーは88分、レアルのビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)がペナルティーエリア外から放った単純なシュートを取りこぼすと、ホセルに同点弾を許した。するとその数分後にはホセルが逆転ゴールを決め、レアルが来月行われる決勝への切符を手にした。
ノイアーはライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対し、「自分にとっては非常につらい」と語った。
「ボールがもう少し違って胸に来ると思ったが、少し高くなってつかむのが難しくなった。そしてホセルが素早く詰めてきて、守るのが厳しかった」とし、「長年GKをしている者として、すでに経験はしているがあのゴールは残酷だった」と振り返った。
バイエルンのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、ノイアーのミスはらしくないものだったとし、「マヌは信じられないほどよくやっていたが、100年間犯さなかったであろうミスを犯してしまった」と述べた。
「悔しい。(敗戦に)値しない選手がいるとすれば、それはマヌだ。私たちは彼が誰で、何を成し遂げてきたのかを知っている」
また、マタイス・デ・リフト(Matthijs De Ligt)もノイアーが「ワールドクラスのセーブに次いでワールドクラスのセーブ」を見せていたとし、「それでもそういったことは起こりえるし、それがサッカーだ。最後は不運だった」と擁護した。
この日の敗戦により、バイエルンは2011-12シーズン以来となる無冠でのシーズン終了を迎えることになった。
【翻訳編集】AFPBB News
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