サッカー欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦、レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘン。勝利を喜ぶレアル・マドリードのホセル(2024年5月8日撮影)。(c)Pierre-Philippe MARCOU / AFP

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【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は8日、準決勝第2戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid、スペイン)はホセル(Joselu)が終了間際に2ゴールを決めて2-1でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich、ドイツ)に逆転勝利を収め、2戦合計スコア4-3で決勝に進出した。

 敵地に乗り込んだバイエルンは、68分にアルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)が先制点を挙げたものの、通算14回の優勝を誇るレアルは88分とアディショナルタイム1分にホセルが得点し、驚きの逆転劇を演じた。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は試合後、「魔法のようだ。説明のしようがない」と振り返った。

 さすらいのストライカーであるホセルは終盤に途中出場すると、逆転劇を得意とするクラブの記憶に残る一夜をもたらし、レアルの歴史に名を刻んだ。

 88分、ここまで見事だったバイエルンのGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)がビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)の何でもないシュートをファンブルすると、こぼれ球をホセルが押し込んでレアルは同点に追いついた。バイエルンが動揺する中、レアルはさらにアントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)の折り返しに再びホセルが詰め、逆転ゴールを奪った。

 スペイン2部リーグのRCDエスパニョール(RCD Espanyol)からローン移籍中のホセルは「(逆転は)気持ちと心だ。試合は心で勝たなければならないと、監督は僕らに言っていた」と述べた。

 レアルは6月1日に英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われる決勝で、再び独勢のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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