レンタル先での出場時間はわずか “58分” 悩める生え抜きストライカーはチェルシー退団が既定路線か
![レンタル先でも出番が回ってこない photo/Getty Images](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/a/6/a6d37_1638_f0545eca_53d599cd-m.jpg)
チェルシーは今夏にFWアルマンド・ブロヤ(22)を完全移籍で売却することを契約しているという。移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のXにて報じている。
チェルシーのアカデミー育ちであるブロヤは2020年にトップチームデビューを飾った。その後、2020-21シーズンはオランダのフィテッセ、2021-22シーズンはサウサンプトンへのレンタルを経て、昨シーズンにチェルシーに復帰を果たした。
しかし、ニコラス・ジャクソンのポジションを脅かすまでには至らず。今冬にフラムへレンタル移籍を果たした。しかし、ここまでの出場数は7試合のみであり、プレイ時間は58分のみ。フラムで戦力になっているとは言えず、再起を図ったレンタル移籍は失敗に終わっている。
そんなブロヤは今シーズン終了後チェルシーに一度戻ることになるが、ロマーノ氏はチェルシーと同選手は今夏に別れることになると主張している。さらに同氏によると、プレミアリーグだけではなく、ヨーロッパのいくつかのクラブがブロヤに興味を示しているという。『FootballTransfers』もブロヤの去就に触れており、同選手の推定移籍金は1730万ユーロ(約29億円)ほどになるだろうと、伝えている。
大怪我から復帰後、自身の真価を再び示すためのレンタル移籍だったが、思うような結果を残せていない。チェルシーは今夏にストライカーの獲得に動くことが予想されており、ブロヤが復帰しても居場所がない可能性が高い。悩める生え抜きであるブロヤは今シーズン限りでチェルシーを離れることになるのだろうか。