インドネシア・サンギヘ諸島ルアン山の噴火の様子。北スラウェシ州のシタロから撮影(2024年4月17日撮影)。(c)AFP PHOTO / CENTER FOR VOLCANOLOGY AND GEOLOGICAL HAZARD MITIGATION/ PVMBG

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【AFP=時事】インドネシアの北スラウェシ(North Sulawesi)州サンギヘ諸島(Sangihe Islands)にある成層火山、ルアン山(Mount Ruang)が16日夜から数回にわたって噴火し、数百人が避難を余儀なくされている。

 現地観測当局によると、ルアン山は16日午後9時45分(日本時間午後10時45分)に噴火。17日早朝にも2回噴火した。

 死者や負傷者の報告はないが、国営アンタラ通信は、ルアン島(Ruang Island)の二つの村から800人以上が近くのタグランダン島(Tagulandang Island)に避難したと報じた。

  地質庁のムハンマド・ワフィド(Muhammad Wafid)長官は声明で、最初の噴火では上空2キロまで、2回目の噴火では同2.5キロまで火山灰が吹き上げられたと述べた。

 当局によると、ここ数週間で起きた2回の地震の後、ルアン山の火山活動が活発化していた。

【翻訳編集】AFPBB News

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