バイデン氏の精神的適性を擁護、米司法長官「能力低下ない」

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Sarah N. Lynch

[ワシントン 16日 ロイター] - ガーランド米司法長官は16日、バイデン大統領が外交・内政ともに適切に対処してきたと述べ、大統領の精神的適性を擁護した。

下院歳出小委員会で「大統領に能力低下はない」と言明。「(バイデン氏が)外交問題や軍事戦略・政策についてスタッフや閣僚の会議を適切に指揮するのを見てきた」とし、同氏が国を守るための決定に果断に対応してきたと述べた。

バイデン氏に「全幅の信頼を寄せている」とも語った。

現在81歳と現職大統領として最高齢のバイデン氏を巡っては、私邸などで機密文書が見つかった事件の特別検察官が報告書で大統領の記憶力低下を指摘していた。

ガーランド氏は報告書についてコメントを控えたが、閣僚および国家安全保障会議メンバーとしての経験から個人的な見解を示した。