カブス戦で打席に立つドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

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開幕8戦ノーアーチ→2戦連発

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、シカゴで行われたカブス戦の5回に2号2ランを放った。4日(同5日)に本拠地ドジャースタジアムで行われたジャイアンツ戦での今季1号に続く2戦連発だ。開幕から8試合に渡って本塁打がなかったが、一気に量産態勢に。米記者は「これがどうすればフェアボールに留まるんだ」などと驚きを見せている。

 5回無死一塁で打席に立った大谷は、右腕ヘンドリクスの初球、時速79マイル(約129キロ)のチェンジアップをうまくとらえた。打球は高々と右翼ポール際へ。右手にバットを持った体勢のままボールの行方を見守っていた大谷は、本塁打と判定されると悠然とダイヤモンドを1周した。

 全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者は自身のX(旧ツイッター)で「これがどうすればフェアボールに留まるんだ」と、打球が切れずにポールを巻いたことに驚きを示している。

 また米カリフォルニア州の地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者も自身のXに「8試合本塁打無しの後、ショウヘイ・オオタニが2戦連発。2点差まで迫った」と、開幕41打席目での初アーチ以降の劇的な変化を伝えた。

 さらに米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者も「ショウヘイ・オオタニがホットだ。ここ4打数2本塁打。オオタニのOPSは.891になった」としている。

(THE ANSWER編集部)